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Linkexpress Replication optionV5.0L19 リリース情報
FUJITSU Software

第3章 プログラム修正一覧

本ソフトウェアでは、以前のバージョンレベルで発生した障害が修正されています。

今回のバージョンレベルで吸収された修正内容、および修正番号については、以降に示す表を参照してください。

LinuxLinuxの場合

No.

x86のVL

Intel64のVL

P番号

現象

1

V5.0L19

V5.0L19

PH09921

以下の条件の場合、全件抽出(lxextdb -m all)コマンドを実行すると、RP05122およびDB14012のメッセージを出力し、全件抽出コマンドがエラー終了します。

・RP05122:抽出定義とデータベースで表定義の不整合を検出しました

・DB14012:データベースへのアクセスエラーが発生しました

  1. Symfoware抽出レプリケーション(Openインタフェース)を使用している。かつ、

  2. 複写元の表にNUMERIC型またはDECIMAL型で整数部が4桁未満(精度(p)-位取り(q)<4)の列が定義されている。かつ、

  3. 2.の列の値が0のレコードが存在する。かつ、

  4. 全件抽出(lxextdb -m all)コマンドを実行する。

2

V5.0L16A

V5.0L16A

PG99119

以下の条件の場合に、Symfoware抽出レプリケーション(Openインタフェース)のコマンド(※)を実行すると、コマンドが無応答となる場合があります。

※:以下のコマンドです。

  • lxrepcreコマンド

  • lxrepdisコマンド

  • lxrepdroコマンド

  • lxrepenaコマンド

  • lxreplog -Fコマンド

  • lxrepobjscm -Eコマンド

  • lxrepstp [ -m n ]コマンド


  1. 複写元システムでSymfoware ServerのOpenインタフェースを使用している。かつ、

  2. lxrepobjscm -Gコマンドを実行してレプリケーションオブジェクトスキーマを作成する場合。

3

PG98795

以下の条件の場合に、Linkexpress Replication optionのコマンド(lxrepから始まるコマンド)を実行すると、以下のエラーが発生します。

lxrepからはじまるコマンド名: コマンドが見つかりません

(コマンド名がlxrepstrの場合は、lxrepstr: コマンドが見つかりません)

また、/opt/FJSVcir/cimanager.shを実行し、Linkexpress Replication

optionをアンインストールしようとすると、以下のエラーメッセージが出力し、アンイストールに失敗します。

以下のソフトウェアのアンインストールに失敗しました:
    Linkexpress Replication option
      アンインストール中に予期せぬエラーが発生しました。
  1. Linkexpress Replication optionはインストールされてない。かつ、

  2. /opt/FJSVlnkreが存在する。かつ、

  3. インストールパラメーターCSVファイルのparametersセクションの要素LREPINST_DIRに、/opt以外を指定する。かつ、

  4. サイレントインストールスクリプト(lrepinst.sh)の引数に、(3)のインストールパラメーターCSVファイルを指定し実行する。

4

PG98735

以下の条件の場合に、サイレントインストールスクリプト(lrepinst.sh)を実行すると、以下のメッセージが出力され、インストールが待ち状態となります。

確認メッセージ:

Do you agree to uninstall Linkexpress Replication option 
<FJSVlnkre> ? [y,n] :
  1. V5.0L15以前のLinkexpress Replication optionがインストールされている。かつ、

  2. (1)のLinkexpress Replication optionは、インストールしようとしているLinkexpress Replication optionと同じアーキテクチャ(※)である。

※:32bit版がインストールされている場合、アップグレードインストールが可能なのは、32bit版 Linkexpress Replication optionです。64bit版も同様です。

5

PG98703

以下の条件の場合に、メッセージRP05115を出力してレプリケーションプロセスf3eareppgsadmがダウンする場合があります。

RP05115:レプリケーションプロセスとの通信が切断されました
  1. 複写元システムでSymfoware ServerのOpenインタフェースを使用している。かつ、

  2. 以下のいずれかの文字列型の列を含む表に対し表単位またはレプリケーショングループ単位の抽出定義を定義する。かつ、
    - character
    - character varying
    - national character
    - national character varying

  3. (2)の抽出定義に対し、差分データ形式(LOGTYPE)に標準形式(NORMAL)を指定する。かつ、

  4. (2)の抽出定義に対し、lxrepenaコマンドを実行し差分ログ取得を開始する。かつ、

  5. (2)の表に対して更新SQLを実行する。

6

PG98441

以下の条件の場合に、表単位の抽出定義で差分ログ取得を開始しても差分ログが取得されません。

  1. Symfoware ServerのOpenインタフェースを使用している。かつ、

  2. 運用種別(REPTYPE)に”COPY”を指定して表単位の抽出定義を定義する。かつ、

  3. (2) の表単位の抽出定義をMEMBERオペランドに指定してグループ単位の抽出定義を定義する。かつ、

  4. (2) の表単位の抽出定義で差分ログ取得を開始する。かつ、

  5. (3) のグループ単位の抽出定義で差分ログ取得を開始していない。

7

PG98437

lxrepprtコマンド、lxrepcreコマンド、lxrepdroコマンドにおいて、メッセージRP00004(※)のオプションが正しく出力されない場合があります。

※:メッセージ本文とパラメタの意味は以下のとおりです。

[メッセージ本文]

RP00004 :-s*オプションの引数が正しく記述されていません

[パラメタの意味]

s*:オプション

(lxrepprtコマンドの発生条件)

  1. Symfoware ServerのOpenインタフェースを使用している。かつ、

  2. lxrepprtコマンドを実行する。かつ、

  3. rオプションに抽出定義名を指定しない。または、

  4. gオプションにレプリケーショングループ名を指定しない。または、

  5. dオプションにデータベース名を指定しない。または、

  6. sオプションにデータベース名.スキーマ名を指定しない。または、

  7. tオプションにデータベース名.スキーマ名.表名を指定しない。または、

  8. eオプションにTIMEを指定しない。

(lxrepcreコマンドの発生条件)

  1. Symfoware ServerのOpenインタフェースを使用している。かつ、

  2. lxrepcreコマンドを実行する。かつ、

  3. uオプションにユーザ名を指定しない。

(lxrepdroコマンドの発生条件)

  1. Symfoware ServerのOpenインタフェースを使用している。かつ、

  2. lxrepdroコマンドを実行する。かつ、

  3. uオプションにユーザ名を指定しない。または、

  4. rオプションに抽出定義を指定しない。または、

  5. gオプションにレプリケーショングループ名を指定しない。

8

V5.0L11

V5.0L10

PG67624

DB動作環境定義に指定できるRETRY_COUNTは、複写先データベースがOracleの場合にだけ使用できる説明がマニュアルに記載されていません。

9

PG59676

以下の条件でlxextdbコマンドを実行すると、DB90001システムエラー- FlRepExtHandler2 Signalc0000005を出力し、コマンドが異常終了する場合があります。

  1. 複写元の表をUPDATE文(探索)で更新している。かつ、

  2. UPDATE文で複写先の表のPRIMARY KEYの列に対応する一意性制約の列を更新している(SET句に指定している)。かつ、

  3. 1つのUPDATE文の更新対象として複数レコードが存在する。かつ

  4. 以下のいずれかである。かつ、

    • 抽出定義のLOGTYPEの指定値がLITTLEであり、(1)における更新前のレコード長が262132バイトを超えている。

    • 抽出定義のLOGTYPEが省略または、NORMALが設定されており、(1)の表の定義長が262132バイトを超えている。

  5. lxextdbコマンドの-mオプションにdiffを指定している。

10

V5.0L10

PG46104
(注3)

以下の条件の場合に、Linkexpress Replication optionを使用してデータベースのレプリケーション運用を行った場合、複写元データベースの更新内容が複写先データベースに正しく反映されず、複写元データベースに存在するレコードが複写先データベースに存在しない状態が発生する場合があります。

  1. Linkexpress Replication optionを使用してSymfoware/RDBの表の レプリケーション運用を行なっている。かつ、

  2. 複写元の表をUPDATE文(探索)で更新している。かつ、

  3. UPDATE文で複写先の表のPRIMARY KEYのカラムに対応する一意性制約のカラムを更新している(SET句に指定している)。かつ、

  4. 1つのUPDATE文の更新対象として複数レコードが存在する。かつ、

  5. 格納機能(注1)に、エラー代替処理オプション(注2)を指定している。

注1)Linkexpressのデータ格納コマンド(lxstrdb)

注2)LinkexpressのDB動作環境定義に「差分反映操作時のデータ不整合発生時の動作(DIFFERENCE_APPLY_ERRORキーワード)」を指定し、指定値として「CONTINUE」を指定している。

注3)制限事項があります。“ソフトウェア説明書”を参照してください。
また、本障害修正は、以下の製品組合せでなければ解決しません。
・Symfoware Server V10以降

WindowsWindows(x64)の場合

No.

VL

P番号

現象

1

V5.0L19

PH09921

以下の条件の場合、全件抽出(lxextdb -m all)コマンドを実行すると、RP05122およびDB14012のメッセージを出力し、全件抽出コマンドがエラー終了します。

・RP05122:抽出定義とデータベースで表定義の不整合を検出しました

・DB14012:データベースへのアクセスエラーが発生しました

  1. Symfoware抽出レプリケーション(Openインタフェース)を使用している。かつ、

  2. 複写元の表にNUMERIC型またはDECIMAL型で整数部が4桁未満(精度(p)-位取り(q)<4)の列が定義されている。かつ、

  3. 2.の列の値が0のレコードが存在する。かつ、

  4. 全件抽出(lxextdb -m all)コマンドを実行する。

2

V5.0L17

PH04640

以下の条件の場合に、lxrepmkdefコマンドを実行すると、アプリケーションエラーが発生する場合があります。

  1. lxrepmkdefコマンドを実行する場合。かつ、

  2. Linkexpress Replication optionのインストールディレクトリ名の長さと
    1)のコマンドラインの長さの合計が245バイトを超える場合。

3

PH01663

以下の条件の場合に、Linkexpress のエラーメッセージDB90001(※1)を出力して、コマンドが異常終了する場合があります。

※1: DB90001:[xxxxx,xxxx] システムエラー - code1 code2
code1:保守情報
code2:保守情報

  1. 複写元のデータベースにSymfoware ServerのOpenインタフェースを使用している。かつ、

  2. Linkexpress Replication optionを使ったレプリケーションを行っている。かつ、

  3. lxrepstrコマンドを実行する。またはWindowsの「サービス」メニューよりLinkexpress Replication option serviceを開始してレプリケーションサービスを開始する。かつ、

  4. lxrepenaコマンドを実行して差分ログ取得を開始する。かつ、

  5. lxextdb -m diffコマンドにより差分ログデータを抽出した場合。

4

V5.0L16A

PG99502

Linkexpress Replication optionのアンインストール時に、Windowsサービスからレプリケーションサービスが削除されていることを確認するようにします。

  1. Linkexpress Replication optionをアンインストールする場合。

5

V5.0L14A

PG94197

以下の条件の場合に、スタートメニューのアンインストールと管理(ミドルウェア)から、Linkexpress Replication optionを選択し、削除ボタンをクリックすると、アンインストールと管理(ミドルウェア)からLinkexpress Replication optionは削除されますが、コントロールパネルのプログラムと機能(※1)からは、アンインストールされずに残る場合(※2)があります。

※1:Windows 2003の場合は、 "プログラムの追加と削除"です。

※2:アンインストールされたかどうかは、コントロールパネルのプログラムと機能(※1)に、Linkexpress Replication optionが存在する場合、アンインストールできていないと判断します。

  1. Linkexpress Replication optionをインストールし、サーバを再起動します。かつ、

  2. スタートメニューのアンインストールと管理(ミドルウェア)のLinkexpress Replication optionを選択し、削除ボタンをクリックします。かつ、

  3. Linkexpress Replication optionを再度インストールし、サーバを再起動します。

6

V5.0L12

PG46104
(注3)

以下の条件の場合に、Linkexpress Replication optionを使用してデータベースのレプリケーション運用を行った場合、複写元データベースの更新内容が複写先データベースに正しく反映されず、複写元データベースに存在するレコードが複写先データベースに存在しない状態が発生する場合があります。

  1. Linkexpress Replication optionを使用してSymfoware/RDBの表のレプリケーション運用を行なっている。かつ、

  2. 複写元の表をUPDATE文(探索)で更新している。かつ、

  3. UPDATE文で複写先の表のPRIMARY KEYのカラムに対応する一意性制約のカラムを更新している(SET句に指定している)。かつ、

  4. 1つのUPDATE文の更新対象として複数レコードが存在する。かつ、

  5. 格納機能(注1)に、エラー代替処理オプション(注2)を指定している。

7

PG59676

以下の条件でlxextdbコマンドを実行すると、DB90001 システムエラー - FlRepExtHandler2 Signalc0000005を出力し、コマンドが異常終了する場合があります。

  1. 複写元の表をUPDATE文(探索)で更新している。かつ、

  2. UPDATE文で複写先の表のPRIMARY KEYの列に対応する一意性制約の列を更新している(SET句に指定している)。かつ、

  3. 1つのUPDATE文の更新対象として複数レコードが存在する。かつ

  4. 以下のいずれかである。かつ、

    • 抽出定義のLOGTYPEの指定値がLITTLEであり、(1)における更新前のレコード長が262132バイトを超えている。

    • 抽出定義のLOGTYPEが省略または、NORMALが設定されており、(1)の表の定義長が262132バイトを超えている。

    • Solaris(TM) Operating System Linkexpress Replication option 2.0の場合、(1)の表の定義長が262132バイトを超えている。

  5. lxextdbコマンドの-mオプションにdiffを指定している。

8

PG67624

DB動作環境定義に指定できるRETRY_COUNTは、複写先データベースがOracleの場合にだけ使用できる説明がマニュアルに記載されていません。

注1)Linkexpressのデータ格納コマンド(lxstrdb)

注2)LinkexpressのDB動作環境定義に「差分反映操作時のデータ不整合発生時の動作(DIFFERENCE_APPLY_ERRORキーワード)」を指定し、指定値として「CONTINUE」を指定している。

注3)制限事項があります。“ソフトウェア説明書”を参照してください。
また、本障害修正は、以下の製品組合せでなければ解決しません。
・Symfoware Server V10 または、
・PG42071の修正を吸収したSymfoware Serverのプログラム修正が適用されている。

WindowsWindows(x86)の場合

No.

VL

P番号

現象

1

V5.0L19

PH09921

以下の条件の場合、全件抽出(lxextdb -m all)コマンドを実行すると、RP05122およびDB14012のメッセージを出力し、全件抽出コマンドがエラー終了します。

・RP05122:抽出定義とデータベースで表定義の不整合を検出しました

・DB14012:データベースへのアクセスエラーが発生しました

  1. Symfoware抽出レプリケーション(Openインタフェース)を使用している。かつ、

  2. 複写元の表にNUMERIC型またはDECIMAL型で整数部が4桁未満(精度(p)-位取り(q)<4)の列が定義されている。かつ、

  3. 2.の列の値が0のレコードが存在する。かつ、

  4. 全件抽出(lxextdb -m all)コマンドを実行する。

2

V5.0L17

PH04640

以下の条件の場合に、lxrepmkdefコマンドを実行すると、アプリケーションエラーが発生する場合があります。

  1. lxrepmkdefコマンドを実行する場合。かつ、

  2. Linkexpress Replication optionのインストールディレクトリ名の長さと
    1)のコマンドラインの長さの合計が245バイトを超える場合。

3

PH01663

以下の条件の場合に、Linkexpress のエラーメッセージDB90001(※1)を出力して、コマンドが異常終了する場合があります。

※1: DB90001:[xxxxx,xxxx] システムエラー - code1 code2
code1:保守情報
code2:保守情報

  1. 複写元のデータベースにSymfoware ServerのOpenインタフェースを使用している。かつ、

  2. Linkexpress Replication optionを使ったレプリケーションを行っている。かつ、

  3. lxrepstrコマンドを実行する。またはWindowsの「サービス」メニューよりLinkexpress Replication option serviceを開始してレプリケーションサービスを開始する。かつ、

  4. lxrepenaコマンドを実行して差分ログ取得を開始する。かつ、

  5. lxextdb -m diffコマンドにより差分ログデータを抽出した場合。

4

V5.0L16A

PG99502

Linkexpress Replication optionのアンインストール時に、Windowsサービスからレプリケーションサービスが削除されていることを確認するようにします。

  1. Linkexpress Replication optionをアンインストールする場合。

5

V5.0L14A

PG94197

以下の条件の場合に、スタートメニューのアンインストールと管理(ミドルウェア)から、Linkexpress Replication optionを選択し、削除ボタンをクリックすると、アンインストールと管理(ミドルウェア)からLinkexpress Replication optionは削除されますが、コントロールパネルのプログラムと機能(※1)からは、アンインストールされずに残る場合(※2)があります。

※1:Windows 2003およびWindows XPの場合は、 "プログラムの追加と削除"です。

※2:アンインストールされたかどうかは、コントロールパネルのプログラムと機能(※1)に、Linkexpress Replication optionが存在する場合、アンインストールできていないと判断します。

  1. Linkexpress Replication optionをインストールし、サーバを再起動します。かつ、

  2. スタートメニューのアンインストールと管理(ミドルウェア)のLinkexpress Replication optionを選択し、削除ボタンをクリックします。かつ、

  3. Linkexpress Replication optionを再度インストールし、サーバを再起動します。

6

V5.0L13

PG67624

DB動作環境定義に指定できるRETRY_COUNTは、複写先データベースがOracleの場合にだけ使用できる説明がマニュアルに記載されていません。

7

V5.0L12

PG59676

以下の条件でlxextdbコマンドを実行すると、DB90001 システムエラー - FlRepExtHandler2 Signalc0000005を出力し、コマンドが異常終了する場合があります。

  1. 複写元の表をUPDATE文(探索)で更新している。かつ、

  2. UPDATE文で複写先の表のPRIMARY KEYの列に対応する一意性制約の列を更新している(SET句に指定している)。かつ、

  3. 1つのUPDATE文の更新対象として複数レコードが存在する。かつ

  4. 以下のいずれかである。かつ、

    • 抽出定義のLOGTYPEの指定値がLITTLEであり、(1)における更新前のレコード長が262132バイトを超えている。

    • 抽出定義のLOGTYPEが省略または、NORMALが設定されており、(1)の表の定義長が262132バイトを超えている。

    • Solaris(TM) Operating System Linkexpress Replication option 2.0の場合、(1)の表の定義長が262132バイトを超えている。

  5. lxextdbコマンドの-mオプションにdiffを指定している。

8

V5.0L11

PG46104
(注3)
(注4)

以下の条件の場合に、Linkexpress Replication optionを使用してデータベースのレプリケーション運用を行った場合、複写元データベースの更新内容が複写先データベースに正しく反映されず、複写元データベースに存在するレコードが複写先データベースに存在しない状態が発生する場合があります。

  1. Linkexpress Replication optionを使用してSymfoware/RDBの表のレプリケーション運用を行なっている。かつ、

  2. 複写元の表をUPDATE文(探索)で更新している。かつ、

  3. UPDATE文で複写先の表のPRIMARY KEYのカラムに対応する一意性制約のカラムを更新している(SET句に指定している)。かつ、

  4. 1つのUPDATE文の更新対象として複数レコードが存在する。かつ、

  5. 格納機能(注1)に、エラー代替処理オプション(注2)を指定している。

注1)Linkexpressのデータ格納コマンド(lxstrdb)

注2)LinkexpressのDB動作環境定義に「差分反映操作時のデータ不整合発生時の動作(DIFFERENCE_APPLY_ERRORキーワード)」を指定し、指定値として「CONTINUE」を指定している。

注3)PG46104は、以下の製品組合せでなければ解決しません。
・Symfoware Server V9 または、
・PG42071の修正を吸収した Symfoware Serverのプログラム修正が適用されている。

注4)制限事項があります。“ソフトウェア説明書”を参照してください。

SolarisSolarisの場合

No.

VL

P番号

現象

1

V5.0L16A

PG99119

以下の条件の場合に、Symfoware抽出レプリケーション(Openインタフェース)のコマンド(※)を実行すると、コマンドが無応答となる場合があります。

※:以下のコマンドです。

  • lxrepcreコマンド

  • lxrepdisコマンド

  • lxrepdroコマンド

  • lxrepenaコマンド

  • lxreplog -Fコマンド

  • lxrepobjscm -Eコマンド

  • lxrepstp [ -m n ]コマンド


  1. 複写元システムでSymfoware ServerのOpenインタフェースを使用している。かつ、

  2. lxrepobjscm -Gコマンドを実行してレプリケーションオブジェクトスキーマを作成する場合。