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Interstage Mobile Application Server V1.3.0 導入ガイド
FUJITSU Software

5.1 Symfoware Serverのセットアップ

IMAPSで使用するSymfoware Serverをセットアップします。

  1. Symfoware Serverをインストールします。
    詳細は、Symfoware Serverのマニュアルを参照してください。
  2. Symfoware WebAdminでIMAPSサーバとIMAPSサーバのプッシュ通知機能用インスタンスの作成をします。
    Symfoware WebAdminの[新規作成]ボタンでインスタンスを作成します。
    作成したインスタンスにおいて、IMAPSサーバのアドレスからの接続を許可する設定をします。Symfoware Serverの[設定][クライアント認証]より設定してください。
    Symfoware WebAdminの詳細については、Symfoware Serverのマニュアルを参照してください。

    注意

    IMAPS業務サーバがIMAPSサーバと異なるマシン、かつ、IMAPS業務サーバでIMAPS DB認証を使用する場合は、IMAPS業務サーバのアドレスからの接続も許可する設定をしてください。
  3. データベースに接続するユーザーを作成します。
    以下、例を示します。
    IMAPSサーバ用
    <Symfoware Serverインストールフォルダー>\bin\createuser -p 26500 -U <インスタンスを作成したユーザー> -P -d imapsuser
    IMAPSサーバのプッシュ通知機能用
    <Symfoware Serverインストールフォルダー>\bin\createuser -p 26501 -U <インスタンスを作成したユーザー> -P -d imapsuser

    注意

    • -pオプションに指定する26500,26501は、インスタンス作成時に指定したポート番号です。デフォルト値から変更した場合はその値を指定してください。
    • <インスタンスを作成したユーザー>については、Symfoware Serverのマニュアルを参照してください。
    • IMAPSサーバ用のユーザーとIMAPSサーバのプッシュ通知機能用のユーザーのパスワードは同じものを指定してください。
  4. データベースを作成します。
    imapsという名前のデータベースを、IMAPSサーバとIMAPSサーバのプッシュ通知機能用のインスタンスにそれぞれ作成します。
    また、データベースの所有権を作成したユーザーに付与します。
    以下、例を示します。
    IMAPSサーバ用
    <Symfoware Serverインストールフォルダー>\bin\createdb -p 26500 -U imapsuser imaps
    IMAPSサーバのプッシュ通知機能用
    <Symfoware Serverインストールフォルダー>\bin\createdb -p 26501 -U imapsuser imaps
  5. テーブルを作成します。
    IMAPSサーバとIMAPSサーバのプッシュ通知機能用のテーブルを、それぞれ作成します。
    IMAPSサーバにあるsql文が記載された以下のファイルをデータベースサーバへコピーし、そのファイルを使用してsqlを実行してください。
    IMAPSサーバ用
    <製品インストールフォルダー>\bin\conf\dbscripts\postgresql\createtable_imaps.sql
    IMAPSサーバのプッシュ通知機能用
    <製品インストールフォルダー>\bin\conf\dbscripts\postgresql\createtable_impsh.sql
    以下、例を示します。
    IMAPSサーバ用
    <Symfoware Serverインストールフォルダー>\bin\psql -U imapsuser -p 26500 -f createtable_imaps.sql -d imaps
    IMAPSサーバのプッシュ通知機能用
    <Symfoware Serverインストールフォルダー>\bin\psql -U imapsuser -p 26501 -f createtable_impsh.sql -d imaps