再配置の実行結果は、再配置の履歴を参照することで確認できます。TierプールまたはFTVの再配置履歴の表示方法は、『ETERNUS SF Webコンソール説明書』の「容量詳細情報の表示」を参照してください。
参考
複数階層Tierプールに対して、ストレージ自動階層制御の評価完了後に再配置を実行しなかった場合は、その評価結果を基にした再配置履歴が存在しない状態となり、アクセス状況チャートとして表示される評価結果の世代と再配置履歴の世代の関係が一致しなくなります。
以下の表は、最新世代から1世代前の評価結果に対して、再配置を実行しなかった場合の世代関係を表しています。
アクセス状況チャートとして表示される評価結果の世代と | |||||
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アクセス状況チャートとして表示される評価結果の世代 | 4世代前 | 3世代前 | 2世代前 | 1世代前 | 最新世代 |
ストレージ自動階層制御の評価完了後の再配置の実行 | あり | あり | あり | なし | あり |
再配置履歴の世代 | 3世代前 | 2世代前 | 1世代前 | - | 最新世代 |
この表の場合、アクセス状況チャートパネルで[世代]に"1世代前"を指定すると、最新世代から1世代前の評価結果を基にしたアクセス状況チャートが表示されます。一方、最新世代から1世代前の再配置履歴は、最新世代から2世代前の評価結果に基づいて実行されたものとなります。
したがって、アクセス状況チャートおよび再配置履歴を参照する場合は、お互いの世代関係を考慮する必要があります。
再配置履歴として表示される項目は、以下のとおりです。
項目名 | 意味 |
---|---|
開始日時 | 再配置を開始した時刻です。 |
完了日時 | 再配置が完了した時刻です。 |
再配置結果 | 再配置の実行結果です。以下のどれかが表示されます。
再配置が正常に完了した場合は、"Normal Finished"となります。再配置の停止を行った場合は、"Normal Suspended"となります。 |
ポイント
再配置履歴は、最新の再配置を含めて、最大5回分の再配置結果を表示します。
Tierプールの再配置結果は、以下の条件のどれかを満たす場合に表示可能です。
ストレージ自動階層制御の[実行モード]が"Auto"
ストレージ自動階層制御の[実行モード]が"Semi-Auto"または"Manual"、かつWebコンソールから再配置を実行
最新の再配置結果と前回の再配置結果の詳細は、Detail Viewで確認できます。最新の再配置結果と前回の再配置結果の表示方法は、『ETERNUS SF Webコンソール説明書』の「Tierプールの表示」を参照してください。
履歴として表示される項目は、以下のとおりです。
項目名 | 意味 | |
---|---|---|
FTV番号 | ボリューム番号です。 | |
FTV名 | FTVのボリューム名です。 | |
FTV容量 | FTVの総容量です。 | |
最新履歴 | 更新日時 | 再配置が完了した時刻です。 |
再配置結果 | 再配置の実行結果です。以下のどれかが表示されます。
再配置が正常に完了した場合は、"Normal Finished"となります。再配置の停止を行った場合は、"Normal Suspended"となります。 | |
使用率 | Tierプールの使用率です。 | |
前回履歴 | 更新日時 | 再配置が完了した時刻です。 |
再配置結果 | 再配置の実行結果です。以下のどれかが表示されます。
| |
使用率 | Tierプールの使用率です。 |