ページの先頭行へ戻る
ETERNUS SF Express 16.4 / Storage Cruiser 16.4 / AdvancedCopy Manager 16.4 導入ガイド
FUJITSU Storage

F.2 ストレージ自動階層制御の上限

ストレージ自動階層制御が管理するTierプールの上限は以下のとおりです。
なお、「Tierプールの総容量」とは、Tierプールの論理容量のことです。

装置ごとに作成できるTierプールの総容量の合計値と最大Tierプール数

装置ごとに作成できるTierプールの総容量の合計値の上限と最大Tierプール数は、使用するETERNUS ディスクアレイのFlexible Tier Poolの最大プール容量と最大プール数と同じです。
詳細は、使用するETERNUS ディスクアレイのマニュアルを参照してください。

ETERNUS SF Managerで管理できるTierプールの総容量の合計値

管理対象のストレージ装置台数にかかわらず、6PBです。

ETERNUS SF Managerで同時に評価可能なTierプールの使用容量の合計値

2PBに初期設定されていますが、6PBまで拡張可能です。

この合計値に応じて、インストール対象のサーバに、メモリ容量の追加が必要です。「2.2.5.2 メモリ容量」に記載されているメモリ容量に、以下の表に示されているメモリ容量を追加してください。

Tierプールの総容量の合計値

追加すべきメモリ容量

1PB以上2PB未満

0.5GB

2PB以上3PB未満

1.1GB

3PB以上4PB未満

1.7GB

4PB以上5PB未満

2.3GB

5PB以上

2.9GB

この合計値を拡張する場合は、ストレージ自動階層制御設定ファイルをカスタマイズして、ストレージ自動階層制御が利用するメモリ容量の最大値を拡張する必要があります。ストレージ自動階層制御設定ファイルのカスタマイズ手順は、「付録K ストレージ自動階層制御設定ファイルのカスタマイズ」を参照してください。