伝送路二重化機能の動作に異常が発生した場合、調査資料を採取してください。なお、伝送路二重化機能の調査資料を一括して採取する場合は、“6.1.1 資料採取コマンド”を参照してください。
通信障害の原因調査には、資料採取コマンドで採取した資料以外に、以下の資料も必要となりますので、別途、取得してください。
ネットワーク構成図(IPアドレス情報、MACアドレス情報)
現象発生時のネットワーク機器の調査資料(ARPテーブル情報、MAC学習テーブル情報、STP情報、ルーティングテーブル情報)
伝送路二重化機能が使用しているNICの現象発生時のパケットトレース(tcpdumpコマンド、tetherealコマンドなどで採取する情報)
また、“付録F トラブルシューティング”を参照し、GLSやネットワーク機器の設定ミスがないことを確認してください。