GS連携方式では、通信相手のアダプタのIPアドレスに対して、ping監視を一定間隔で実行します。伝送路に異常を検出したとき、または相手からの異常通知を受信したときに経路の切替えを行い、メッセージを出力します。それ以降は他経路を使用して通信を継続します。また、異常を検出した経路に対してping監視を一定間隔で実行します。伝送路の復旧を検出した場合や相手からの復旧通知受信した場合、メッセージを出力後、復旧した経路を通信に使用できるようにします。
図2.42 通信相手ホスト監視
参照
異常検出のためのping監視の間隔や回数は、hanetobservコマンドの-s、-cで設定し、復旧検出のためのping監視の間隔は、hanetobservコマンドの-bで設定します。また、ping監視のあて先は、hanetobservの-tで設定します。詳細は、“7.15 hanetobservコマンド”を参照してください。