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Enterprise Postgres 9.5 クラスタ運用ガイド
FUJITSU Software

A.3 ネットワーク定義ファイル

Mirroring Controllerのプロセス同士が連携するネットワークの構成をネットワーク定義ファイル(network.confファイル)に定義します。

プライマリサーバとスタンバイサーバで同じ内容を定義してください。

表A.3 network.confファイル

指定形式

説明

サーバ識別子 ホスト名 ポート番号

または

サーバ識別子 IPアドレス ポート番号

サーバを識別する任意の識別子(注1)、ホスト名(またはIPアドレス)、およびポート番号(注2)を半角空白で区切って指定します。

管理用ネットワークに接続するIPアドレス、または対応するホスト名(注3)を指定します。

プライマリサーバ、スタンバイサーバで同じ内容を定義します。

設定例)

“ ”は半角空白を表しています。

[IPv4の場合]

server1 192.0.2.100 27540

server2 192.0.2.110 27540

[IPv6の場合]

server1 2001:258:8404:1217:250:56ff:fea7:559f 27000

server2 2001:258:8404:1217:250:56ff:fea7:55a0 27100

注1)サーバ識別子の最大長は、64バイトです。半角空白以外のASCII文字で指定してください。

注2)ポート番号は、0 ~ 65535の範囲を超えて指定できません。他のソフトウェアと重ならないように設定してください。また、他のプログラムによって一時的に割り当てられる可能性のあるエフェメラルポートを指定しないでください。なお、本パラメータに指定したポート番号は、/etc/servicesファイルに設定する必要があります。

注3)ホスト名は、半角空白以外のASCII文字で指定してください。