ディスク内のデータが論理的に破壊され、データベースが正常に動作しない場合、バックアップを取得した時点の状態にデータベースクラスタをリカバリできます。
以下の2つの方法でリカバリできます。
注意
データベースクラスタをリカバリした後、バックアップすることを推奨します。バックアップすることで、不要になったアーカイブログ(バックアップデータ格納先にコピーされたトランザクションログ)が削除されるため、ディスク容量の確保やリカバリ時間の短縮につながります。
過去の時点に復旧した場合、その復旧時点を起点とする新たな時系列(データベース更新の歴史)が始まります。リカバリが完了したときには、その復旧時点が新たな時系列における最新地点です。以後、最新状態にリカバリする場合には、この新たな時系列上のデータベース更新が再実行されます。