VCIの拡張、およびVCIそのものに対して、実行できない操作があります。
VCIの拡張とVCIに対して実行できないSQLコマンド、およびクライアントアプリケーションコマンドについて、以下に示します。
SQLコマンド
VCIの拡張に対して実行できない操作
コマンド  | サブコマンド  | 説明  | 
|---|---|---|
ALTER EXTENSION  | UPDATE  | VCIの拡張を指定できません。 VCIでは不要な操作であるためです。  | 
SET SCHEMA  | ||
ADD  | ||
DROP  | ||
CREATE EXTENSION  | SCHEMA  | VCIの拡張指定時は、左記のサブコマンドを指定できません。 VCIでは不要な操作であるためです。  | 
DROP EXTENSION  | -  | VCIの拡張を指定できません。 (今版における制限事項です。)  | 
VCIに対して実行できない操作
コマンド  | サブコマンド  | 説明  | 
ALTER INDEX  | SET  | VCI指定時は、左記のサブコマンドを指定できません。 操作が必要な場合は、いったんVCIをDROP INDEXで削除し、操作後に再度CREATE INDEXで作成してください。  | 
SET TABLESPACE  | ||
ALL IN TABLESPACE  | ||
ALTER OPERATOR CLASS  | RENAME TO  | VCI指定時は、左記のサブコマンドを指定できません。 VCIではサポートしていない操作です。  | 
OWNER TO  | ||
SET SCHEMA  | ||
ALTER OPERATOR FAMILY  | ADD  | |
DROP  | ||
RENAME TO  | ||
OWNER TO  | ||
SET SCHEMA  | ||
ALTER TABLE  | ALL IN TABLESPACE name [ OWNED BY role_name ] SET TABLESPACE new_tablespace  | VCIを含むテーブルスペースを指定できません。 操作が必要な場合は、いったんVCIをDROP INDEXで削除し、操作後に再度CREATE INDEXで作成してください。  | 
DROP [ COLUMN ] [ IF EXISTS ] column_name [ RESTRICT | CASCADE ]  | VCIを含む列を指定できません。 操作が必要な場合は、いったんVCIをDROP INDEXで削除し、操作後に再度CREATE INDEXで作成してください。  | |
ALTER [ COLUMN ] column_name [ SET DATA ] TYPE data_type [ COLLATE collation ] [ USING expression ]  | ||
CLUSTER ON index_name  | VCIを指定できません。 VCIではサポートしていない操作です。  | |
REPLICA IDENTITY {DEFAULT | USING INDEX index_name | FULL | NOTHING}  | ||
SET WITH OIDS  | VCIを含むテーブルがWITHOUT OIDSである場合、SET WITH OIDS句は指定できません。 操作が必要な場合は、いったんVCIをDROP INDEXで削除し、操作後に再度CREATE INDEXで作成してください。  | |
SET WITHOUT OIDS  | VCIを含むテーブルがWITH OIDSである場合、SET WITHOUT OIDS句は指定できません。 操作が必要な場合は、いったんVCIをDROP INDEXで削除し、操作後に再度CREATE INDEXで作成してください。  | |
CLUSTER  | -  | VCIを含むテーブル、およびVCIを指定できません。 操作が必要な場合は、いったんVCIをDROP INDEXで削除し、操作後に再度CREATE INDEXで作成してください。  | 
CREATE INDEX  | UNIQUE  | VCI指定時は、左記のサブコマンドを指定できません。 VCIではサポートしていない操作です。  | 
CONCURRENTLY  | ||
[ ASC | DESC ]  | ||
[ NULLS { FIRST | LAST } ]  | ||
WITH  | ||
WHERE  | ||
CREATE OPERATOR CLASS  | -  | VCIを指定できません。 VCIではサポートしていない操作です。  | 
CREATE OPERATOR FAMILY  | -  | |
CREATE TABLE  | EXCLUDE  | |
DROP INDEX  | CONCURRENTLY  | VCI指定時は、左記のサブコマンドを指定できません。 VCIではサポートしていない操作です。  | 
REINDEX  | -  | VCIを指定できません。 VCIはデーモンによる自動メンテナンスでディスクスペース増加を防いでいるため、REINDEXは不要です。  | 
クライアントアプリケーションコマンド
VCIに対して実行できない操作
コマンド  | 説明  | 
|---|---|
clusterdb  | VCIを含むテーブルに対して、クラスタ化の実行はできません。  | 
reindexdb  | --indexにVCIを指定できません。  |