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Enterprise Postgres 9.5 運用ガイド
FUJITSU Software

第9章 インメモリ機能の導入と運用

インメモリ機能は、カラムナ型インデックス(Vertical Clustered Index; VCI)とメモリレジデント機能により、集計処理を高速に行う機能です。

VCIは、集計処理に適したデータ構造です。さらに並列検索、およびディスク圧縮機能を備えるため、ディスクI/Oを削減した集計処理の高速化が可能です。

メモリレジデント機能は、集計処理で発生するディスクI/Oを削減する機能です。VCIのデータを事前にメモリに読み出す事前ロード機能、またメモリからのVCIデータの追い出しを抑えるステーブルバッファ機能から構成されます。このステーブルバッファ機能では、共有メモリのうちパラメータで指定した割合をVCI用のメモリとして確保します。

本章では、インメモリ機能の導入と運用について説明します。

注意

本機能は、Advanced Editionのみで使用できます。