インメモリ機能は、カラムナ型インデックス(Vertical Clustered Index; VCI)とメモリレジデント機能により、集計処理を高速に行う機能です。
VCIは、集計処理に適したデータ構造です。さらに並列検索、およびディスク圧縮機能を備えるため、ディスクI/Oを削減した集計処理の高速化が可能です。
メモリレジデント機能は、集計処理で発生するディスクI/Oを削減する機能です。VCIのデータを事前にメモリに読み出す事前ロード機能、またメモリからのVCIデータの追い出しを抑えるステーブルバッファ機能から構成されます。このステーブルバッファ機能では、共有メモリのうちパラメータで指定した割合をVCI用のメモリとして確保します。
本章では、インメモリ機能の導入と運用について説明します。
注意
本機能は、Advanced Editionのみで使用できます。