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Enterprise Postgres 9.5 運用ガイド
FUJITSU Software

8.1.3 非同期レプリケーションから同期レプリケーションへの変換

マスタインスタンスとスタンバイインスタンス間のストリーミングレプリケーションを非同期または同期モードに設定することができます。このモード設定は、スタンバイインスタンスの作成が完了した後でも変更できます。

非同期スタンバイインスタンスを同期に変換するには、以下の手順に従ってください。

  1. [インスタンス]タブで、関連するクラスタのマスタインスタンスを選択します。

  2. をクリックします。

  3. [ストリーミングレプリケーション]セクションで、[同期スタンバイ名]の値を編集します。

    • 同期モードにしたいスタンバイインスタンスのアプリケーション名を追加します。

  4. をクリックします。

  5. マスタインスタンスを選択して、をクリックします。

  6. スタンバイインスタンスを選択します。[インスタンスの種類]に更新された状態が表示されます。

注意

  • 非同期スタンバイインスタンスを同期に変換すると、スタンバイインスタンスの準備ができるまで、マスタインスタンスは受信トランザクションをキューに追加します。このため、この操作は予定しているメンテナンス期間に行うことをお薦めします。

  • 同期スタンバイインスタンスを追加する際、FUJITSU Enterprise Postgresは[同期スタンバイ名]に最初に入力されたインスタンスのみ同期状態とします。

  • 同期および非同期のスタンバイモードの違いとその特徴に関しては、“PostgreSQL文書”の“高可用性、負荷分散およびレプリケーション”の“ストリーミングレプリケーション”を参照してください。