ページの先頭行へ戻る
Enterprise Postgres 9.5 運用ガイド
FUJITSU Software

2.1.2 サーバコマンドを使用する場合

サーバコマンドを使用して、インスタンスの起動、停止、および稼働状態の確認を行うことができます。

サーバコマンドを使用するにあたっては、環境変数を設定してください。

参照

環境変数の設定内容については、“導入ガイド(サーバ編)”の“initdbコマンドを使用する場合”において、インスタンスの作成手順の“環境変数の設定”を参照してください。

インスタンスの起動

pg_ctlコマンドを使用して、インスタンスを起動します。

  

pg_ctlコマンドには、以下を指定します。

> pg_ctl start -w -D /database/inst1

  

インスタンスの停止

pg_ctlコマンドを使用して、インスタンスを停止します。

pg_ctlコマンドには、以下を指定します。

> pg_ctl stop -D /database/inst1

  

インスタンスの稼働状態の確認

pg_ctlコマンドを使用して、インスタンスの稼働状態を確認します。

pg_ctlコマンドには、以下を指定します。

【起動状態の場合】

> pg_ctl status -D /database/inst1
pg_ctl: サーバが動作中です(PID: 1234)

【未起動状態の場合】

> pg_ctl status -D /database/inst1
pg_ctl: サーバが動作していません

参照

pg_ctlコマンドの詳細は、“PostgreSQL文書”の“リファレンス”の“pg_ctl”を参照してください。