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Enterprise Postgres 9.5 運用ガイド
FUJITSU Software

2.1.1 WebAdminを使用する場合

WebAdminを使用して、インスタンスの起動、停止、および稼働状態の確認を行うことができます。

インスタンスの起動

インスタンスの起動は、WebAdminの[インスタンス]タブで行います。

  

インスタンスが停止中の場合は画面にが表示されます。

停止中のインスタンスを起動する場合は、をクリックしてください。

  

インスタンスの停止

インスタンスの停止は、WebAdminの[インスタンス]タブで行います。

  

インスタンスが起動中の場合は画面にが表示されます。

起動中のインスタンスを停止する場合は、をクリックしてください。

  

停止モード

インスタンスを停止するモードを選択します。各モードの動作を以下に示します。

停止モード

接続されているクライアント

実行中のコマンドによるバックアップ

Smartモード(注)

接続されているすべてのクライアントの切断を待ちます。

実行中のコマンドによるバックアップの終了を待ちます。

Fastモード

すべての実行中のトランザクションをロールバックし、クライアントとの接続を強制的に切断します。

実行中のコマンドによるバックアップを終了させます。

Immediateモード

すべてのサーバプロセスを即座に中断します。次回起動時にクラッシュリカバリ処理が実行されます。

注) Smartモードで停止処理中になった後、即座に停止したい場合は、以下の手順で停止させてください。

  1. WebAdminのWebサーバ機能を再起動します。

  2. [インスタンス]タブでをクリックします。

  3. [インスタンス]タブのをクリックし、Immediateモードを選択してインスタンスを停止します。

  

インスタンスの稼働状態の確認

インスタンスの稼働状態は、[インスタンス]タブで確認できます。

リソースの状態が以下の状態マークで示されます。

状態マーク

意味

リソースは正常に作動中

リソースは停止中

リソ-スにエラー発生

リソースで作業が進行中、または状態の確認中

リソースの操作状況が最適ではなく、介入が必要

インスタンスが異常終了した際には、停止となった原因を取り除き、WebAdminからインスタンスを起動してください。

  

図2.1 インスタンス起動中の状態

  

図2.2 インスタンス停止中の状態

  

注意

  • WebAdminを操作しているとき、をクリックするとステータスを変更できます。WebAdminが最新の操作状況やインスタンスリソースの情報をサーバから受け取り、反映します。

  • サーバとの通信状態が異常となった場合、WebAdminが無応答になることがあります。その場合、ブラウザを閉じて、再度ログインしてください。解決できない場合、サーバのシステムログを確認し、通信に異常が発生していないか確認してください。