FUJITSU Enterprise Postgresをインストールする前に、以下のシステム環境を確認してください。
なお、画面例に記載している“x.y SPz”とパスに記載している“<xy>”は、インストールされている製品のバージョンレベルを示します。
FUJITSU Enterprise Postgresをインストールするためにディスクに十分な空きディスク領域があるかを確認してください。
必要なディスク領域については、“2.6 インストール時に必要なディスク容量”を参照してください。
十分な空きディスク領域がない場合には、ディスクのパーティション構成を再設定してください。
以下の操作で、「アンインストールと管理(ミドルウェア)」を起動して、インストールされている製品を確認してください。
# /opt/FJSVcir/cimanager.sh アンインストールと管理(ミドルウェア)をロードしています... インストール済みソフトウェア 1. FUJITSU Enterprise Postgres Standard Edition (64bit) x.y SPz 2. FUJITSU Enterprise Postgres Client (64bit) x.y SPz
3 FUJITSU Enterprise Postgres Client (32bit) x.y SPz アンインストールするソフトウェアの番号を入力してください。 [number,q] =>q アンインストールと管理(ミドルウェア)を終了します。
インストール方法として、再インストールを行う場合は、以下の手順で適用済の修正を削除してください。
注意
修正を削除せずに製品のインストールを行うと、以下の問題が発生します。
再インストールの場合
同じ修正番号の同じ版数の修正を適用すると、すでに適用済のエラーになります。
修正を削除後に再インストールを行ってください。
以下のコマンドを実行して適用されている修正を表示します。
# /opt/FJSVfupde/bin/uam showup [製品名 FUJITSU Enterprise Postgres Standard Edition(64bit) x.y SPz] 2015/05/21 11:25 T009333LP-02 I A - O - - - - (RHEL6) FUJITSU Enterprise Postgres SE [製品名 FUJITSU Enterprise Postgres Client (64bit) x.y SPz] 2015/05/21 11:25 T009331LP-01 R A - O - - - - (RHEL6) FUJITSU Enterprise Postgres [製品名 FUJITSU Enterprise Postgres Client (32bit) x.y SPz] 2015/05/21 11:27 T009325LP-01 R A - O - - - - (RHEL6) FUJITSU Enterprise Postgres Client
以下のコマンドを実行して、修正を削除します。同じ修正番号の修正が複数適用されている場合は、版数の大きい順に削除します。
# /opt/FJSVfupde/bin/uam remove -i T009333LP-01
2015/05/21 11:25 T009333LP-01 R A - O - - - - (RHEL6) FUJITSU Enterprise Postgres SE
適用前状態へ復元します。よろしいですか?(Y/N) y
適用前状態へ復元が完了しました。
修正適用管理簿が更新されました。
今後、修正の調査または適用をする場合は更新後の修正適用管理簿を利用してください。
WebAdmin構成の決定
FUJITSU Enterprise Postgres 9.5から、WebAdminのインストール構成は以下の2種類があります。
単一サーバ
複数サーバ
参照
詳細は、“付録K 最適なWebAdmin構成の決定”を参照してください。