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Systemwalker Operation Manager  使用手引書
FUJITSU Software

B.4.6 スケジュール情報をコピーする場合の注意事項

ジョブスケジューラのスケジュール情報は、データベースディレクトリ(jobdb)配下にファイル(プロジェクト名.jsp、プロジェクト名.dbz、プロジェクト名.grz)として保存されますが、プロジェクトに対するセキュリティ情報はACLマネージャの内部データとしてファイルに保存されます。

このため、他サーバに登録してあるスケジュール情報を複写する場合には、以下の手順によりセキュリティ情報も一緒に複写してください。

  1. mkbatコマンドを使用して、acldata.batファイルを作成します。

    mkbat -f acldata.bat -j        

  2. 作成したacldata.batファイルを他方のノードに複写します。

  3. 複写先サーバで、acldata.batファイルに実行権を付けて実行します。

ただし、複写元サーバと複写先サーバでユーザアカウント情報が異なる場合は、プロジェクトに対するセキュリティ情報を、上記の方法で一緒に複写して利用することはできません。このような場合は、複写先サーバ上で次の作業をしてください。

  1. [所有者の変更]ウィンドウで存在するユーザに変更します。

  2. [アクセス権情報]ウィンドウでアクセス権を設定し直します。