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Systemwalker Operation Manager  使用手引書
FUJITSU Software

8.3 スケジュールジョブの前回履歴表示

スケジュールジョブの前回履歴(標準出力および標準エラー出力)を参照する方法について説明します。標準出力および標準エラー出力の内容は、[監視-ジョブ]ウィンドウ-[前回履歴]シートを使って参照することができます。

[監視-ジョブ]ウィンドウ-[前回履歴]シートの表示方法、および表示内容について説明します。

参考

ジョブの前回履歴は、ジョブネットやジョブの起動方法によって、記録のされ方が異なります。

  1. ジョブネットの起動操作を行った場合

    新規に記録を開始し、その結果を「前回履歴」として扱います。

  2. ジョブネットまたはジョブの再起動操作を行った場合

    既存の前回履歴に追加して、記録を行います。


操作手順

  1. [監視-ジョブ]ウィンドウ-[前回履歴]シートの表示

    [ジョブネットの監視]ウィンドウで対象ジョブをダブルクリックするか、または対象ジョブを選択した後、[ファイル]メニューから[プロパティ]を選択します(または、右クリックによるポップアップメニューから[プロパティ]を選択します)。

  2. [前回履歴]シートの選択

    [監視-ジョブ]ウィンドウで[前回履歴]シートを選択します。

    図8.3 [監視-ジョブ]ウィンドウ-[前回履歴]シート

    [開始日時]:

    前回実行時の開始時刻です。

    [終了日時]:

    前回実行時の終了時刻です。

    [終了コード]:

    前回実行時の終了コードです。

    実行属性がジョブ実行制御属性とInterstage属性において、ジョブネット内のジョブで実際の終了コードが256以上の場合は、実際の終了コードの値が以下のように表示されます。ただし、子ジョブネット、およびリンクジョブネットの場合には表示されません。

    255(実際の終了コード)
    [終了コードの意味]:

    ジョブが終了状態の場合、終了コードの意味が表示されます。ただし、子ジョブネット、およびリンクジョブネットの場合には表示されません。

    [可変パラメタ]:

    可変パラメタ起動で指定したパラメタ情報が表示されます。

    [ジョブの出力情報(標準出力/標準エラー出力)]:

    前回実行時の標準出力/標準エラー出力が表示されます。子ジョブネットの場合は、何も表示されません。

    [全てコピー]ボタン:

    出力情報に表示されている内容をすべてコピーします。

    [フォント]ボタン:

    フォントダイアログボックスが表示されます。

参考

スケジュールジョブの前回履歴は、[ジョブの出力情報]ウィンドウでも参照することができます。[ジョブの出力情報]ウィンドウは、[ジョブネットの監視]ウィンドウで対象ジョブを選択し、[ファイル]メニューから[出力情報]を選択すると表示されます(または、右クリックによるポップアップメニューから[出力情報]を選択します)。

参考

Systemwalker Centric Managerと連携し、ジョブネットの実行状態をSystemwalker Centric Managerで監視している場合に、イベント監視のメール送信アクションを利用して、異常終了の通知と同時にスケジュールジョブの前回履歴の情報を送ることもできます。

詳細については、“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編”および“Systemwalker Operation Manager リファレンスマニュアル”の“jobschgetoutput ジョブ出力取得コマンド”を参照してください。