対象バージョンレベル
Windows版:V5.0L10以降
Solaris版:5.0以降
Linux版:5.2、V10.0L10以降
Linux for Itanium版:V12.0L10以降
HP-UX版:5.1以降
AIX版:5.1以降
DS版:V20L10
A
大量のジョブネットやグループが登録されているOperation ManagerサーバをOperation Managerクライアントから監視する場合、画面表示などのレスポンスが悪くなる場合があります。この場合、クライアントでの画面表示および操作の対象となるプロジェクトを制限することでレスポンスを改善することが可能です。
以下のように、画面表示および操作対象となるプロジェクトを制限したユーザを登録し、接続することでレスポンスを改善するようにしてください。
各プロジェクトに対して、[アクセス権設定]ウィンドウで、参照権/操作権を持つユーザを他のプロジェクトでの設定と重ならないように登録する
1.で登録したユーザで、Operation Managerサーバに接続する
また、Operation ManagerクライアントのOperation Managerサーバ(スケジュールサーバ(注1))への接続は最大62台(注2)まで可能ですが、クライアント接続数の増加に伴って個々のクライアントのレスポンスが悪化します。特定のOperation Managerサーバ(スケジュールサーバ(注1))に同時に接続するOperation Managerクライアントの台数は、8台までを目安としてください。
注1)複数サブシステム運用時はサブシステムごとのスケジュールサーバ 注2)OSにより上限値は異なる場合があります。
なお、V11.0L10/11.0以降のバージョンの場合は、[ジョブスケジューラ起動パラメタの定義]ウィンドウ-[利用機能2]シートでクライアントの接続台数の上限値を62個以内で制限できます。詳細については、以下のマニュアルを参照してください。
V11.0L10/11.0以降の場合
“解説書”の“運用に関する制限値”
“導入手引書”または“導入ガイド”の“起動パラメタの定義”
注意
クライアントのレスポンスが悪化した場合に、対処しようとしてクライアントの画面でリフレッシュ要求(F5キー押下)を頻繁に実行される場合があります。しかしこの操作により、他のユーザの画面表示を阻害し、逆効果となる場合があります。レスポンスが悪化した時に頻繁に画面のリフレッシュ要求(F5キー押下)を実施することは控えてください。