出力頻度の高いImpalaのメッセージとその対処について接続方法別に分類し説明します。Impalaのメッセージは、ImpalaClient(Impala-shellや、アプリケーション)の端末に出力されます。
impala-shellコマンドを利用した接続時に出力されるメッセージ
【メッセージの意味】
ディレクトリパスに示すディレクトリへの書き込み権限がありません。
【対処方法】
ディレクトリパスに対し、Impala実行ユーザーが書き込み可能な権限を設定してください。
【メッセージの意味】
メタデータの読み込みに失敗しました。
【対処方法】
メタストアデータベースが起動しているか確認してください。停止していた場合はメタストアデータベースを起動し、以下のクエリを実行してメタデータを再度読み込んでください。
[slave1:21000] > invalidate metadata; <Enter>
【メッセージの意味】
クエリ実行中に、Impala Daemonが停止しました。
【対処方法】
以下のコマンドを実行し、Impala Daemonを起動してください。
# /opt/FJSVbdpp/ext/bin/impala_start <Enter>
【メッセージの意味】
Catalog Serviceとの接続が切れました。
【対処方法】
メッセージ出力時のImpala Clientの接続先のスレーブサーバ上で以下のコマンドを実行し、Impala Daemonを再起動してください。
# service impala-server restart <Enter>
JDBCを利用した接続時に出力されるメッセージ
【メッセージの意味】
ディレクトリパスに示すディレクトリへの書き込み権限がありません。
【対処方法】
ディレクトリパスに対し、Impala実行ユーザーが書き込み可能な権限を設定してください。
【メッセージの意味】
メタデータの読み込みに失敗しました。
【対処方法】
メタストアデータベースが起動しているか確認してください。停止していた場合はメタストアデータベースを起動し、以下のクエリを実行してメタデータを再度読み込んでください。
[slave1:21000] > invalidate metadata; <Enter>
【メッセージの意味】
クエリ実行中に、Impala Daemonが停止しました。
【対処方法】
以下のコマンドを実行し、Impala Daemonを起動してください。
# /opt/FJSVbdpp/ext/bin/impala_start <Enter>
【メッセージの意味】
Catalog Serviceとの接続が切れました。
【対処方法】
メッセージ出力時のImpala Clientの接続先のスレーブサーバ上で以下のコマンドを実行し、Impala Daemonを再起動してください。
# service impala-server restart <Enter>
ODBCを利用した接続時に出力されるメッセージ
【メッセージの意味】
ディレクトリパスに示すディレクトリへの書き込み権限がありません。
【対処方法】
ディレクトリパスに対し、Impala実行ユーザーが書き込み可能な権限を設定してください。
【メッセージの意味】
メタデータの読み込みに失敗しました。
【対処方法】
メタストアデータベースが起動しているか確認してください。停止していた場合はメタストアデータベースを起動し、以下のクエリを実行してメタデータを再度読み込んでください。
[slave1:21000] > invalidate metadata; <Enter>
【メッセージの意味】
クエリ実行中に、Impala Daemonが停止しました。
【対処方法】
以下のコマンドを実行し、Impala Daemonを起動してください。
# /opt/FJSVbdpp/ext/bin/impala_start <Enter>
【メッセージの意味】
Catalog Serviceとの接続が切れました。
【対処方法】
メッセージ出力時のImpala Clientの接続先のスレーブサーバ上で以下のコマンドを実行し、Impala Daemonを再起動してください。
# service impala-server restart <Enter>