コマンド実行時に出力または表示するメッセージについて説明します。
【メッセージの意味】
コマンドの処理が正常に終了しました。
【メッセージの意味】
実行する利用者に root 権限がありません。
【対処方法】
root 権限で再実行してください。
【メッセージの意味】
コマンドに指定された引数またはオプションに誤りがあるため、コマンドが実行できません。
【対処方法】
各コマンドのリファレンスを参照し、コマンドの使い方を確認してから、もう一度コマンドを実行してください。
【メッセージの意味】
Hadoop、Impala、または関連コマンドが実行中のため、コマンド実行できません。
【対処方法】
$PROCESS が "Hadoop" の場合
bdpp_stop コマンドで本製品のHadoopを停止してから、再度コマンドを実行してください。
$PROCESS が "Impala" の場合
impala_stop コマンドで本製品のImpalaを停止してから、再度コマンドを実行してください。
$PROCESS が以下のコマンドの場合
bdpp2_backup
bdpp2_restore
impala_changeslaves
impala_start
impala_stop
出力情報を参照して、関連コマンドの実行が完了してから、もう一度コマンドを実行してください。
【メッセージの意味】
本製品のImpalaは、すでに起動しています。
【メッセージの意味】
本製品のImpalaは、すでに停止しています。
【メッセージの意味】
本製品のImpalaは、起動中です。
【メッセージの意味】
本製品のImpalaは、起動していません。
【メッセージの意味】
本製品のImpalaの起動に失敗しました。
【対処方法】
ファイアーウォール機能によって、必要な通信(ポート)が遮断されている可能性があります。「付録D ポート一覧」を参照して、本製品で使用するポートの接続を許可してから、もう一度コマンドを実行してください。
ssh デーモンが起動されていない、または ssh の通信に失敗していることが考えられます。ssh の設定を見直してから、もう一度コマンドを実行してください。
マスタサーバで ssh がパスワードなしで通信できるように設定されていないことが考えられます。マスタサーバ(プライマリ)とマスタサーバ(セカンダリ)でそれぞれ公開鍵を作成し、自身に対してパスワードなしで通信できるように、また相互にパスワードなしで通信できるように設定してから、もう一度コマンドを実行してください。
impala_stop実行直後にImpalaの起動を行っている場合は、しばらく待ってからもう一度コマンドを実行してください。
ログ(/var/opt/FJSVbdpp/ext/log/bdpp2_impala.log)にメッセージ"Disable command in secondary."が出力されている場合は、コマンドを実行されたサーバがマスタサーバ(セカンダリ)であるため、実行されたコマンドは使用できません。
マスタサーバ(セカンダリ)でImpalaを強制起動する場合は、-fオプションを指定して実行してください。
上記に該当しない場合には、ログ(/var/opt/FJSVbdpp/ext/log/bdpp2_impala.log)を参照し、Impala のエラー内容および Impala の関連ログを確認して対処を行ってから、もう一度コマンドを実行してください。
【メッセージの意味】
本製品のImpalaの停止に失敗しました。
【対処方法】
ログ(/var/opt/FJSVbdpp/ext/log/bdpp2_impala.log)にメッセージ"Impala is online on the other master server."が出力されている場合は、コマンドを実行したサーバとは別のマスタサーバ上でStatestore、Catalog Service、Hive Metastoreが起動しています。
impala_statコマンドを実行してImpalaの状態を確認し、Statestore、Catalog Service、Hive Metastoreが起動しているマスタサーバ上でもう一度コマンドを実行してください。
上記に該当しない場合には、ログ(/var/opt/FJSVbdpp/ext/log/bdpp2_impala.log)を参照し、Impala のエラー内容および Impala の関連ログを確認して対処を行ってから、もう一度コマンドを実行してください。
【メッセージの意味】
Impalaサーバ定義ファイル(impala-slaves)の配布に失敗しました。
【対処方法】
ssh デーモンが起動されていない、または ssh の通信に失敗していることが考えられます。ssh の設定を見直してから、もう一度コマンドを実行してください。
マスタサーバで ssh がパスワードなしで通信できるように設定されていないことが考えられます。マスタサーバ(プライマリ)とマスタサーバ(セカンダリ)でそれぞれ公開鍵を作成し、自身に対してパスワードなしで通信できるように、また相互にパスワードなしで通信できるように設定してから、もう一度コマンドを実行してください。
上記に該当しない場合には、ログ(/var/opt/FJSVbdpp/ext/log/bdpp2_impala.log)を参照し、Impala のエラー内容および Impala の関連ログを確認して対処を行ってから、もう一度コマンドを実行してください。
【メッセージの意味】
Impalaサーバ定義ファイル(impala-slaves)がありません。
【対処方法】
Impalaサーバ定義ファイルを作成してから、もう一度コマンドを実行してください。
【メッセージの意味】
コマンド実行中に問題が発生し、処理が失敗しました。エラー原因に関するメッセージはログ(/var/opt/FJSVbdpp/ext/log配下のログファイル)に出力されます。
【対処方法】
代表的なメッセージおよび対処方法:
ログにメッセージ "$BACKUP_PATH: Already exits."($BACKUP_PATHはコマンドに指定されているバックアップ先ディレクトリ)が出力されている場合は、指定されたディレクトリの配下にバックアップ格納ディレクトリ(FJSVbdpp2-backup)または同名ファイルがすでに存在するため、バックアップが失敗しました。必要に応じて、ディレクトリを削除するか、もしくはほかのディレクトリを指定し、もう一度コマンドを実行してください。
ログにメッセージ "Backup files are not found." が出力されている場合は、指定されたディレクトリの配下にバックアップファイルを見つかりませんので、リストアが実行できません。バックアップファイルを格納するディレクトリを正確に指定し、もう一度コマンドを実行してください。
それ以外の場合:
ログを参照し、エラー原因を取り除いてから、もう一度コマンドを実行してください。