Impala利用ユーザーのユーザーアカウントの作成を行います。
ユーザーアカウントは、DFS を構成する全ノードに対して作成する必要があります。その際、ユーザー名、ユーザーIDは全ノード間で統一してください。また、作成するユーザーアカウントが属するグループは、構成ファイル bdpp2.conf の BDPP_IMPALA_DEFAULT_GROUP パラメーターで指定したグループを設定してください。
例
impalauser01 というユーザーアカウントを作成する場合
以下の条件で作成することとします。
ユーザー名:impalauser01
ユーザー ID :1600
グループ名:impalagroup (BDPP_IMPALA_DEFAULT_GROUP パラメーターに指定されているグループ)
# useradd -u 1600 -g impalagroup impalauser01 <Enter>
作成するユーザーアカウントが属するグループとして、構成ファイル bdpp2.conf の BDPP_IMPALA_DEFAULT_GROUP パラメーターで指定したグループ以外のグループを指定する場合は、対象のグループ名、グループIDが全ノード間で統一されている必要があります。
また、Impala実行ユーザー(impala(固定))のサブグループとして、作成したグループを追加するよう設定してください。
例
impalagroup2というグループを追加する場合
以下の手順でImpala実行ユーザー(impala(固定))に対してグループ追加の設定を行います。
Impala実行ユーザー(impala(固定))の現状のグループ権限を確認
# id -G -n impala <Enter> impala impalagroup
1で確認したグループに、作成したグループを追加して再設定
# usermod -G impala,impalagroup,impalagroup2 impala <Enter>
Impala実行ユーザー(impala(固定))に、作成したグループが追加されていることを確認
# id -G -n impala <Enter> impala impalagroup impalagroup2