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Interstage Big Data Parallel Processing Server V1.2.1 拡張機能ガイド
FUJITSU Software

10.1.1 ユーザーアカウントの作成

Impala利用ユーザーのユーザーアカウントの作成を行います。

ユーザーアカウントは、DFS を構成する全ノードに対して作成する必要があります。その際、ユーザー名、ユーザーIDは全ノード間で統一してください。また、作成するユーザーアカウントが属するグループは、構成ファイル bdpp2.conf の BDPP_IMPALA_DEFAULT_GROUP パラメーターで指定したグループを設定してください。

impalauser01 というユーザーアカウントを作成する場合

以下の条件で作成することとします。

  • ユーザー名:impalauser01

  • ユーザー ID :1600

  • グループ名:impalagroup (BDPP_IMPALA_DEFAULT_GROUP パラメーターに指定されているグループ)

# useradd -u 1600 -g impalagroup impalauser01 <Enter>

作成するユーザーアカウントが属するグループとして、構成ファイル bdpp2.conf の BDPP_IMPALA_DEFAULT_GROUP パラメーターで指定したグループ以外のグループを指定する場合は、対象のグループ名、グループIDが全ノード間で統一されている必要があります。

また、Impala実行ユーザー(impala(固定))のサブグループとして、作成したグループを追加するよう設定してください。

impalagroup2というグループを追加する場合

以下の手順でImpala実行ユーザー(impala(固定))に対してグループ追加の設定を行います。

  1. Impala実行ユーザー(impala(固定))の現状のグループ権限を確認

    # id -G -n impala <Enter>
    impala impalagroup
  2. 1で確認したグループに、作成したグループを追加して再設定

    # usermod -G impala,impalagroup,impalagroup2 impala <Enter>
  3. Impala実行ユーザー(impala(固定))に、作成したグループが追加されていることを確認

    # id -G -n impala <Enter>
    impala impalagroup impalagroup2