3.1 設計の概要

本製品を導入する前に、必要となる設計項目について説明します。

ここでは、基本機能を導入するための設計に加えて、拡張機能を導入するために必要な設計項目について説明します。

分類	設計項目	概要	備考
サーバの設計	サーバを導入する環境	物理環境または仮想環境のどちらに導入するかを確認します。	基本機能の設計として決定されます。
	マスタサーバの構成	マスタサーバを二重化構成とするか否かを確認します。	基本機能の設計として決定されます。
	スレーブサーバの構成	拡張機能を導入するスレーブサーバの台数を決定します。	－
	仮想環境のマシン台数	仮想環境として使用するマシン台数を決定します。（仮想環境に導入する場合）	－
	システム資源の設計	本製品の拡張機能のインストールおよび運用に必要となるディスク容量、メモリ容量、およびチューニングパラメーターを確認します。	導入前に、インストール対象となる各サーバが要件を満たしていることを確認します。
ユーザーアカウントの設計	Impala利用ユーザーの決定	Impalaを利用するユーザーを決定します。	導入時に用いる構成ファイル bdpp2.conf に指定します。