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Systemwalker Operation Manager 設計ガイド
FUJITSU Software

4.2.1 実行ファイルの検討

Systemwalker Operation Managerでは、ジョブと呼ばれるバッチファイルやシェルスクリプトによって業務を処理します。Systemwalker Operation Managerでジョブとして登録できる実行ファイルの形式にします。

ジョブとして登録できる実行ファイルは以下のとおりです。

【Windows版】
  • 実行プログラム(.exe .com)

  • バッチファイル(.bat .cmd)

  • JCLファイル(.jcl) (注1)

  • Systemwalkerスクリプト(.swt) (注1)

    注1)実行属性が“ジョブ実行制御”の場合のみ実行可能です。


以下は、ジョブ実行制御では実行できないため、ジョブとして登録できません。また、常駐型のプログラムを起動するコマンドは、コマンド自体の処理が終了してもジョブとして終了しないので、注意が必要です。

  • ウィンドウ系のコマンド(notepad、excel、wordなど。ただし、業務連携のクライアントアプリケーション起動コマンドを利用すれば可能)

  • 対話型のコマンド

  • 入力要求を行うコマンド(format、backupなど)

  • ATコマンドで実行要求を行った場合に正常に処理されないアプリケーション(“Schedule”および“Systemwalker MpMjes”サービスのログオンアカウントが同一で、/interactiveオプションを指定しないでATコマンドを実行する場合のみ)


また、dirやchdirなどのcmd.exeが提供する内部コマンドは、そのままでは指定できません。これらの内部コマンドを使用する場合は、バッチプログラム(.bat)にしたり、cmd.exeを使用するなど、新しいコマンドインタプリタの環境で実行する必要があります。


【UNIX版】

登録するジョブのファイル形式を検討します。ジョブとして登録できるのは、以下の実行ファイルです。

  • 実行プログラム

  • シェルスクリプト

  • コマンド

  • JCLファイル(.jcl) (注1)

  • Systemwalkerスクリプト(.swt) (注1)

    注1)実行属性が“ジョブ実行制御”の場合のみ実行可能です。


以下は、ジョブ実行制御では実行できないため、ジョブとして登録できません。

  • ウィンドウ系のコマンド

  • 対話型のコマンド

  • 入力要求を行うコマンドまたはシェルスクリプト