ここでは、連携アダプター基盤管理用ブラウザインターフェースの操作方法について説明します。
連携アダプター基盤管理用ブラウザインターフェースは、各連携アダプターの状態を管理するインターフェースです。クラウド管理用ポータルと連携アダプターの情報に差異が生じたとき、連携アダプターの状態を確認、操作するために利用します。
連携アダプター、またはクラウド管理用ポータルのエラーメールを受信後、エラーの内容を確認し、エラーを解決するための対応を実施してください。対応を実施したあと、連携アダプター基盤管理用ブラウザインターフェースを利用して、以下の手順を実施してください。
参照
エラーメールの種類と対応については、"第6章 トラブルシューティング"を参照してください。
管理サーバ用ドメイン(API用ドメインおよびGUI用ドメイン)へアクセスするための利用者キー(1000)とパスワード(BSS_USER_PWD)を確認します。
パスワード(BSS_USER_PWD)については、"FUJITSU Software Cloud Services Management 導入ガイド"の"セットアップ時に自動設定されるパラメーター一覧"を参照してください。
Webブラウザで以下のURLにアクセスし、各サービスコントローラ―用の連携アダプター基盤管理用ブラウザインターフェースを開きます。
<server>にCloud Services Managementの管理サーバのホスト名またはIPアドレス、<port>にAPP用ドメインのHTTPリスナーポートを指定します。
AWS
http://<server>:<port>/oscm-app/controller/?cid=ess.aws
Azure
http://<server>:<port>/oscm-app/controller/?cid=ess.azure
ROR
http://<server>:<port>/oscm-app/controller/?cid=ess.ror
K5
http://<server>:<port>/oscm-app/controller/?cid=ess.k5
VMware
http://<server>:<port>/oscm-app/controller/?cid=ess.vmware
ログイン画面で、手順1で確認した利用者キーとパスワードを指定しログインします。
ログイン後、連携アダプターで管理しているサービスが表示されます。
対象のサービスが表示されていることを確認します。
本画面では、仮想マシン、スナップショット、キーペアの情報がすべて表示されます。
クラウド管理用ポータルと、連携アダプター基盤管理用ブラウザインターフェースで表示されている、各サービスの対応関係は以下のとおりです。
仮想マシンの場合
クラウド管理用ポータル:[業務システム詳細]画面の[サービス一覧]で仮想マシンの詳細情報として表示されている[管理対象のID]
連携アダプター基盤管理用ブラウザインターフェース:画面に表示されている[インスタンスID]列の値
スナップショットの場合
クラウド管理用ポータル:[業務システム詳細]画面の[サービス一覧]で、仮想マシンの[操作]-[スナップショット]ボタンをクリックして表示される[スナップショット]画面の[ID]
連携アダプター基盤管理用ブラウザインターフェース:画面に表示されている[インスタンスID]列の値
キーペアの場合
クラウド管理用ポータル:[業務システム詳細]画面の[詳細情報]の[業務システムID]
連携アダプター基盤管理用ブラウザインターフェース:画面に表示されている[購入済サービス]列の先頭からの文字列
対象サービスの[操作]列から、連携アダプターに対し、[DELETE]を選択します。
注意
[DELETE]以外の操作は行わないでください。
[実行]ボタンをクリックし、操作を実行します。