本節では、利用料金機能の概要について説明します。
利用料金機能は、すべての組織が使用した業務システムに応じた利用料金を請求するための基盤を提供します。
利用料金には、以下の機能があります。
メニューによる単価の管理
業務システムや仮想マシンなど、料金計算対象となる利用料金リソースに対して、単価の設定および変更を行います。
メニュー管理の詳細は、"FUJITSU Software Cloud Services Management 操作ガイド(サービス企画・評価部門、クラウドサービス統合運用部門)"を参照してください。
また、サービス登録の申請時に、設定した単価に基づいたサービスの概算料金を表示できます。
サービスの概算料金の詳細は、"FUJITSU Software Cloud Services Management 操作ガイド(業務システム提供部門)"を参照してください。
利用料金計算
業務システムの使用量と、メニューで設定した単価をもとに、利用料金を算出します。利用料金の計算および運用方法については、"3.2 利用料金計算"および"3.3 利用料金の運用"を参照してください。
利用料金の参照
クラウド管理用ポータルから利用料金を参照できます。また、利用料金の情報をファイルにダウンロードできます。詳細は"FUJITSU Software Cloud Services Management 操作ガイド(サービス企画・評価部門、クラウドサービス統合運用部門)"を参照してください。
利用料金のクォータ(閾値)管理
プロジェクト配下の業務システムで発生する利用料金のクォータを設定し、以下の機能を利用できます。
利用枠超過前、アラート通知閾値超過時にプロジェクトのメールアドレスにアラート通知を送付
利用枠に達したプロジェクト配下のリソースに対して、利用料金が増加する操作の抑制
クォータの設定および利用枠超過時の処理については、"3.5 クォータ管理"を参照してください。