仮想マシンを利用するために必要な情報は以下のとおりです。
以下の情報は、仮想マシンの配備完了メールで、業務システム提供部門に通知されます。
情報 | 説明 |
---|---|
仮想マシンのIPアドレス | プライベートIPアドレスです。 |
ログインユーザーID | 仮想マシンのOS管理者のユーザー名です。 |
ログインパスワード | 仮想マシンのOS管理者のパスワードです。 仮想マシンのOS種別がWindowsの場合に使用します。 |
キーペア名 | 業務システム提供部門が、業務システム作成後に作成したキーペアが使用されます。 仮想マシンのOS種別がLinuxの場合にキーペアの秘密鍵をSSHのログイン認証に使用します。 |
キーペアの運用
業務システム提供部門が各業務で使用するキーペアの運用例を以下に示します。
業務システム提供部門が、クラウド管理用ポータルの[業務システム管理]画面でK5用のメニューを選択し、業務システムの登録を申請します。
業務システムの登録完了後、[業務システム管理]画面で登録した業務システムを選択し、詳細画面からキーペアを作成します。
業務システムに紐づいているプロジェクトのメールアドレスに、キーペアの作成完了通知メールが送信されます。
業務システム提供部門は、[業務システム管理]の詳細画面から、キーペアをダウンロードし、安全な場所に保管します。
注意
Windows Serverの環境で[Internet Explorer セキュリティ強化の構成]が有効になっている場合、Internet Explorerでファイルがダウンロードできない場合があります。
仮想マシンへのアクセス方法
仮想マシンには、OS種別に応じて、以下の方法でアクセスします。
Windowsの場合
仮想マシンの配備完了通知メールで、仮想マシンのIPアドレス、ログインユーザーID、ログインパスワードが業務システム提供部門に通知されます。
業務システム提供部門のユーザーは通知されたログインユーザーIDとパスワードを使用して、リモートデスクトップから仮想マシンにログインします。
Linuxの場合
仮想マシンの配備完了通知メールで、仮想マシンのIPアドレス、ログインユーザーID、キーペア名が業務システム提供部門に通知されます。
[業務システム詳細]画面で表示されているキーペア名と、通知されたキーペア名が一致していることを確認します。
キーペアをダウンロードしていない場合は[業務システム詳細]画面からダウンロードします。
通知されたIPアドレスに、SSHでの通信が可能なコマンド、ターミナルエミュレータなどで、通知されたユーザー名とキーペアの秘密鍵を使用してログインします。
参照
秘密鍵の形式、SSHの認証方式については、K5の公開情報を参照してください。
秘密鍵を使用したSSHのログイン方法については、ご利用のSSHクライアントの説明書を参照してください。