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Interstage Service Integrator V9.5.1 Java EE導入ガイド
FUJITSU Software

15.4.2 非同期メッセージング機能利用時の設定

非同期メッセージング機能を利用する場合は、JMSキューをセットアップします。以下の手順を実施し、JMSキューをセットアップしてください。

  1. 非同期メッセージング機能の設定

  2. JMSキューのセットアップ

非同期メッセージング機能の設定

以下のコマンドを実行して、ISI実行環境に対して非同期メッセージング機能を使用するための設定を行います。コマンドの詳細は“ISI リファレンス”の“isisetup”コマンドを参照してください。

isisetup create-broker-ref [-port ポート番号] [-u ISI実行環境名]

JMSキューのセットアップ

非同期メッセージング機能で使用するJMSキューのセットアップを行います。コマンドの詳細は“ISI リファレンス”の“isisetup”コマンドを参照してください。

インバウンJMSキューを任意の名前で作成する場合

以下のコマンドを実行して、インバウンドのJMSキューをセットアップします。

isisetup create-jms -i -n JMSキュー名 [-f ファイル名] [-u ISI実行環境名]

インバウンドのJMSキューをセットアップすると、以下のリソースが作成されます。

リソース

説明

インバウンドのJMSキュー

ISIを非同期で呼び出す際に使用するインバウンドのJMSキューです。

-nオプションで指定した名前で作成されます。

インバウンドのリカバリキュー

エラー発生時のメッセージを退避するためのキューです。

以下の命名規則で作成されます。

R_JMSキュー名

非同期メッセージング機能で使用するJMSキューは、以下の状態に変更しないでください。

上記の状態でJMSキューへメッセージを送信した場合、JMSキューの状態をRUNNING(起動状態)に変更するまでメッセージの送信処理が復帰しません。