非同期メッセージング機能を利用する場合は、JMSキューをセットアップします。以下の手順を実施し、JMSキューをセットアップしてください。
非同期メッセージング機能の設定
JMSキューのセットアップ
非同期メッセージング機能の設定
以下のコマンドを実行して、ISI実行環境に対して非同期メッセージング機能を使用するための設定を行います。コマンドの詳細は“ISI リファレンス”の“isisetup”コマンドを参照してください。
isisetup create-broker-ref [-port ポート番号] [-u ISI実行環境名]
JMSキューのセットアップ
非同期メッセージング機能で使用するJMSキューのセットアップを行います。コマンドの詳細は“ISI リファレンス”の“isisetup”コマンドを参照してください。
以下のコマンドを実行して、インバウンドのJMSキューをセットアップします。
isisetup create-jms -i -n JMSキュー名 [-f ファイル名] [-u ISI実行環境名]
インバウンドのJMSキューをセットアップすると、以下のリソースが作成されます。
リソース | 説明 |
---|---|
インバウンドのJMSキュー | ISIを非同期で呼び出す際に使用するインバウンドのJMSキューです。 -nオプションで指定した名前で作成されます。 |
インバウンドのリカバリキュー | エラー発生時のメッセージを退避するためのキューです。 以下の命名規則で作成されます。 R_JMSキュー名 |
非同期メッセージング機能で使用するJMSキューは、以下の状態に変更しないでください。
PAUSED:一時停止状態
PRODUCERS_PAUSED:送信一時停止状態
上記の状態でJMSキューへメッセージを送信した場合、JMSキューの状態をRUNNING(起動状態)に変更するまでメッセージの送信処理が復帰しません。