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Interstage Service Integrator V9.5.1 ISI Studio ヘルプ
FUJITSU Software

6.1 メディエータファンクションを作成する

ユーザプログラム呼出し用メディエータファンクションを作成する方法について説明します。
操作手順は、以下のとおりです。

  1. 以下のどちらかを操作します。

    • ISIナビゲータービューに表示されているISIプロジェクト配下のツリーを選択し、ポップアップメニューの[新規メディエータファンクション]をクリックします。

    • ISIナビゲータービューでメディエータファンクションのツリーをダブルクリックし、メディエータファンクションエディタを表示し、[追加]ボタンをクリックします。

      図6.1 メディエータファンクションエディタの画面例

      ポイント

      • [.NET追加]ボタンをクリックすると、.NETユーザプログラム呼出し用メディエータファンクションを作成できます。作成方法については、“6.2 .NETメディエータファンクションを作成する”を参照してください。

      • メディエータファンクションを変更した場合、[再読込]ボタンをクリックすると、修正した内容が反映されます。

    ⇒[新規メディエータファンクション]ダイアログボックスが表示されます。

    図6.2 [新規メディエータファンクション(1ページ目)]ダイアログボックスの画面例

    表6.1 [新規メディエータファンクション(1ページ目)]ダイアログボックスの項目

    項目

    説明

    備考

    jarファイル

    ユーザプログラム(メソッド)が格納されているjarファイルを指定します。
    [参照]ボタンをクリックすると、[ファイル一覧]ダイアログボックスが表示され、jarファイルを選択できます。

    必須

    依存jarファイル

    ユーザプログラム(メソッド)を実行するために必要なjarファイルを指定します。
    [参照]ボタンをクリックすると、[ファイル一覧]ダイアログボックスが表示され、jarファイルを選択できます。
    [削除]ボタンをクリックすると、選択したjarファイルを一覧から削除します。

    [次へ]ボタン

    [新規メディエータファンクション(2ページ目)]ダイアログボックスを表示します。
    2ページ目では実行するクラス、メディエータファンクション名、説明を指定します。

    [キャンセル]ボタン

    処理をキャンセルし、ダイアログボックスを閉じます。

    ポイント

    jarファイルを選択し[次へ]ボタンをクリックしたとき、“ISIで利用できるクラスが1つも見つかりませんでした。”というエラーが発生する場合、以下の対処を実施してください。

    • メディエータファンクションに定義したいクラスが、ほかのjarファイルに依存している場合、“依存jarファイル”に依存しているjarファイルをすべて指定してください。

  2. jarファイル名を指定し、[次へ]ボタンをクリックします。
    ⇒[新規メディエータファンクション(2ページ目)]ダイアログボックスが表示されます。

    図6.3 [新規メディエータファンクション(2ページ目)]ダイアログボックスの画面例

    表6.2 [新規メディエータファンクション(2ページ目)]ダイアログボックスの項目

    項目

    説明

    備考

    クラス

    実行するクラスを指定します。
    [参照]ボタンをクリックすると、[クラス一覧]ダイアログボックスが表示され、実行するクラスを選択できます。

    必須

    メディエータファンクション名

    メディエータファンクション名を指定します。
    システム内で一意な名前を指定してください。
    以下の文字を組み合わせて指定できます。

    • 半角文字

      • 英数字

      • -(ハイフン)

      • _(アンダーバー)

      • .(ピリオド)

    • 日本語

      • 全角漢字(JIS第1水準漢字・第2水準漢字)

      • 全角ひらがな

      • 全角カタカナ

      • 全角英字

      • 全角数字

      • 全角記号(機種依存文字を除く)

    指定したメディエータファンクション名がすでに存在する場合は、[次へ]ボタンをクリックしたときに警告メッセージが表示されます。
    選択したクラス名が257文字以上の場合、クラス名の先頭から256文字をデフォルト値として設定します。

    必須
    最大256文字

    説明

    メディエータファンクションについての説明を指定します。

    [戻る]ボタン

    [新規メディエータファンクション(1ページ目)]ダイアログボックスへ戻ります。

    [次へ]ボタン

    [新規メディエータファンクション(3ページ目)]ダイアログボックスを表示します。
    3ページ目では実行するメソッドを指定します。

    [キャンセル]ボタン

    処理をキャンセルし、ダイアログボックスを閉じます。

    ポイント

    メディエータファンクションに定義したいクラス名がクラス一覧に表示されない場合は、前の手順のポイントを参照し対処してください。

  3. クラス名、メディエータファンクション名を指定し、[次へ]ボタンをクリックします。
    ⇒[新規メディエータファンクション(3ページ目)]ダイアログボックスが表示されます。

    図6.4 [新規メディエータファンクション(3ページ目)]ダイアログボックスの画面例

    表6.3 [新規メディエータファンクション(3ページ目)]ダイアログボックスの項目

    項目

    説明

    備考

    クラス

    前ページで指定したクラス名が表示されます。

    メディエータファンクション

    前ページで指定したメディエータファンクション名が表示されます。

    選択

    実行するメソッドをチェック(チェックつき)します。

    メソッド名

    メディエータファンクションのメソッド名を指定します。リスト上を選択するとメソッド名を入力できます。
    メディエータファンクション内で一意な名前を指定してください。
    以下の半角文字列を指定できます。ただし、先頭は、英数字を指定してください。

    • 英数字

    • -(ハイフン)

    • _(アンダーバー)

    指定したメソッド名がすでに存在する場合は、[完了]ボタンをクリックしたときに警告メッセージが表示されます。

    必須
    最大64バイト
    デフォルトは、実メソッド名です。

    実メソッド名

    クラスに実装されている実メソッド名(プロトタイプ表記)が表示されます。変更できません。

    [戻る]ボタン

    [新規メディエータファンクション(2ページ目)]ダイアログボックスへ戻ります。

    [完了]ボタン

    メディエータファンクションを作成し、ダイアログボックスを閉じます。

    [キャンセル]ボタン

    処理をキャンセルし、ダイアログボックスを閉じます。

  4. メソッドを指定し、[完了]ボタンをクリックします。
    ⇒メディエータファンクションエディタに作成したメディエータファンクションが追加されます。

    注意

    作成したメディエータファンクションを保存していない場合、ISIナビゲータービューには追加されません。保存した時点で追加されます。

  5. プロパティビューで、メディエータファンクションのプロパティを設定します。
    設定方法については、“6.3 メディエータファンクションのプロパティを設定する”を参照してください。