インストールされるSolarisパッケージとインストールの手順について説明します。
インストールされるSolarisパッケージは以下のとおりです。
Solarisパッケージ | 説明 |
---|---|
FJSViim | 本製品のパッケージ |
FJSVrcf | Ajaxフレームワークのパッケージ |
FJSVrcfmp | ポータル機能のパッケージ |
FJSVwebc | ApcoordinatorのWebcoordinatorのパッケージ |
FJSVbcco | ApcoordinatorのBccoordinatorのパッケージ |
FJSVcir | インストール/アンインストールの制御、インストールされている製品情報の管理およびアンインストーラ起動(「アンインストールと管理(ミドルウェア)」)を行う富士通ミドルウェアの共通パッケージ(注) |
FJSVqstl | 富士通ミドルウェア製品共通の資料採取ツール(注) |
注)インストール環境にインストールされていない場合にインストールされます。詳細については、「8.2 「アンインストールと管理(ミドルウェア)」についてのご注意」を参照してください。
スーパーユーザーでインストールを行ってください。
インストールシェルスクリプトによるインストール手順を説明します。
マルチユーザーモードでインストールする場合は、他のユーザーの操作がインストールに影響しないことを確認してください。
インストールを行う場合は、スーパーユーザーになります。
# su -
インストールシェルスクリプトはCD-ROM上のディレクトリに移動し、実行してください。
# cd <CD-ROMマウントディレクトリ> # ./setup.sh
注意
setup.shを実行するコンソール画面上の環境変数LANGが適切に設定されていない場合は、英語表示されたり、文字化けして表示されたりすることがあります。日本語表示でインストールを行う場合は、Solaris 10の場合は、環境変数LANGに“ja”を設定して、Solaris 11の場合は、環境変数LANGに“ja_JP.UTF-8”を設定して、setup.shを実行してください。
Interstage Interaction Managerインストールへようこそ!! 本インストールはInterstage Interaction Managerをインストールします。 リターンキーを押してください。<RETURN>
インストール内容の確認を行い、内容に問題がなければ、“y”と入力してインストールを開始してください。
Interstage Interaction Manager Install Wizard 製品名 : Interstage Interaction Manager バージョン : 10.1.2 会社名 : 富士通株式会社 インストールを開始しますか? [y,n] =>
プログラムの配置先を絶対パスで指定します。通常は、省略値の“/opt”を指定することを推奨します。省略値から変更する場合は、指定するディレクトリが存在すること、および指定したパスがディレクトリであることを確認してください。また、ディレクトリに“/”(ルートディレクトリ)は指定しないでください。
=== [プログラムの配置先] === プログラムの配置先を入力してください。 [ENTER:/opt] =>
設定ファイルの配置先を絶対パスで指定します。通常は、省略値の“/etc/opt”を指定することを推奨します。省略値から変更する場合は、指定するディレクトリが存在すること、および指定したパスがディレクトリであることを確認してください。また、ディレクトリに“/”(ルートディレクトリ)は指定しないでください。
=== [設定ファイルの配置先] === 設定ファイルの配置先を入力してください。 [ENTER:/etc/opt] =>
作業ファイルの配置先を絶対パスで指定します。通常の場合は、省略値の“/var/opt”を指定することを推奨します。省略値から変更する場合は、指定するディレクトリが存在すること、および指定したパスがディレクトリであることを確認してください。また、ディレクトリに“/”(ルートディレクトリ)は指定しないでください。
=== [作業ファイルの配置先] === 作業ファイルの配置先を入力してください。 [ENTER:/var/opt] =>
インストール内容の確認を行い、内容に問題がなければ、“y”と入力してインストールを開始してください。
修正する場合は、修正する番号を入力後、再度入力してください。
=== [プログラムの配置先] === 1.プログラムの配置先: /opt === [設定ファイルの配置先] === 2.設定ファイルの配置先: /etc/opt === [作業ファイルの配置先] === 3.作業ファイルの配置先: /var/opt 上記設定でインストールを開始してよろしいですか? [y,q,number] =>
注意
インストールの途中で失敗した場合は、直前に出力されたエラーメッセージを確認のうえで、インストールを中止してください。さらに、インストールしたパッケージをアンインストールし、エラー原因を取り除いたあとに、最初からインストール処理を行ってください。
インストールが正常に終了すると、「Interstage Interaction Manager インストールが完了しました。」と表示されます。