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Interstage Interaction Manager V10.1.2 導入ガイド
FUJITSU Software

6.4 アンセットアップ時のトラブル対処方法

アンセットアップ時に問題が発生した場合、以下のログファイルが出力されます。
ログファイルのエラー内容を確認し対処を行ってください。

<本製品のインストールフォルダ>\MashupPortal\setup\logs\mp_unsetup.log

エラーメッセージが表示された場合

アンセットアップ時にエラーが発生した場合、下記のようなメッセージが表示される場合があります。

Error: 30008: テナントの削除に失敗しました。
テナント定義ファイル(<本製品のインストールフォルダ>\MashupPortal\setup\etc\[テナントID].properties)を確認し、削除に失敗したリソースを削除してください。
その後テナント定義ファイルを削除してください。

以下の手順で対処を行ってください。

  1. メッセージに記載されているテナント定義ファイルを参照し、以下のパラメーターの値を確認してください。

    • クラスタ

      MANAGER_CONSOLE_CLUSTER_NAME

      IIMPORTAL_CLUSTER_NAME

      AUTOPILOT_CLUSTER_NAME

    • JDBCリソース

      JDBCRESOUCE_NAME

    • 接続プール

      JDBCPOOL_NAME

    • Webアプリケーション

      MANAGER_CONSOLE_APPLICATION_NAME

      IIMPORTAL_APPLICATION_NAME

      AUTOPILOT_APPLICATION_NAME

      AUTOPILOT_CONTAINER_APPLICATION_NAME

  2. Interstage Java EE管理コンソールにログインし、手順1で確認したパラメーター値と同じ名前のリソースを削除してください。削除の方法は、Application Serverのマニュアルを参照してください。

  3. メッセージに記載されているテナント定義ファイルを手動で削除してください。

  4. 再度、アンセットアップを実施してください。

ポイント

  • ログファイルからエラー内容を確認するため、アンセットアップの失敗時に表示されたリソース名で検索をしてください。
    さらに、ログファイルに記載されている日時、および表示レベルが「E」となっているログから、エラー発生時のログを特定してください。

  • 「テナント定義ファイル」は、セットアップ時に生成されるファイルです。

アンセットアップを中断した場合

アンセットアップ中に[Ctrl]キー+[C]キーなどを押して中断した場合、以下の手順で対処を行ってください。
アンセットアップを実施するためにPowerShellの実行ポリシーを変更しています。
以下の手順に従い、実行ポリシーをアンセットアップ前の設定に修正してください。

  1. 以下のファイルを開き、実行ポリシーを確認します。

    <本製品のインストールフォルダ>\MashupPortal\setup\work\powershell_execution_policy.txt
  2. コマンドプロンプトをコンピュータの管理者、またはAdministratorsグループに所属するユーザーの権限で開きます。

  3. Powershellの実行ポリシーを元に戻します。

    > @PowerShell Set-ExecutionPolicy -executionpolicy <1.で確認した実行ポリシー>
  4. 再度アンセットアップを実施します。