Systemwalker Operation Managerのパラメーターを設定する場合に必要な条件や手順を説明します。
パラメーターに指定できる値の範囲は、0~4096文字(0~16384Byte)となります。
パラメーターを設定するサーバでは、Systemwalker Operation Managerの運用はしないでください。また、異なる管理コンソールから同時に同じサーバに対してパラメーターの設定をしないでください。
パラメーターの設定でエラーメッセージが表示した場合は、上記の操作をしていないか確認してください。
Systemwalker Operation Managerに固有のパラメーター設定手順はありません。
マスタスケジュール管理環境の設定でエラーが表示した場合は、マスタスケジュール管理環境を初期化してください。
監視ホストの定義は以下の方法で設定してください。
監視ホストの定義の[ツリー構造]とホストの[ポート番号情報]を、以下の形式でCSVファイルを作成します。監視ホストの定義1つに対して、1ファイル作成します。[ツリー構造]のあとに、[ポート番号情報]を指定します。
CSVファイルのファイル名に、日本語を使用しないでください。
作成したCSVファイルはzip形式に圧縮(複数のCSVファイルが存在する場合も1つのファイルに圧縮)し、パッケージの添付ファイルに指定してください。
形式
ツリー構造
フォルダ番号,先行フォルダ番号,フォルダ名,表示名,ホスト名,IPアドレス
最上位のフォルダの場合、[先行フォルダ番号]は省略します。
フォルダの場合、[表示名]、[ホスト名]、[IPアドレス]は省略します。
ホストの場合、[フォルダ番号]、[フォルダ名]は省略します。
[フォルダ名]、[表示名]、[ホスト名]、[IPアドレス]の文字列は半角ダブルクォート(")で囲みます。
ポート番号情報
ポート番号キー,表示名,サブシステム番号,ポート番号
[ポート番号キー]には、“P”を指定します。
[サブシステム番号]は、0~9の値で指定します。
[表示名]の文字列は半角ダブルクォート(")で囲みます。
改行
Windows版では、CR+LFです。
Linux版では、LFです。
例
以下の[ツリー構造]とホストの[ポート番号情報]をCSV形式にした例です。
[ツリー構造]
□root └ □第1階層フォルダ └ □第2階層フォルダ ├ □第3階層フォルダA │ └ △ホストA └ □第3階層フォルダB └ △ホストB
[ポート番号情報]
対象 | サブシステム番号 | ポート番号 |
---|---|---|
ホストA | 0 | 9297 |
ホストB | 0 | 9297 |
1 | 9298 |
[CSVファイル]
1,"root",,, 2,1,"第1階層フォルダ",,, 3,2,"第2階層フォルダ",,, 4,3,"第3階層フォルダA",,, ,4,,"ホストA","<ホストAのホスト名>","<ホストAのIPアドレス>" 5,3,"第3階層フォルダB",,, ,5,,"ホストB","<ホストBのホスト名>","<ホストBのIPアドレス>" P,"ホストA",0,9297 P,"ホストB",0,9297 P,"ホストB",1,9298