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Systemwalker Software Configuration Manager パラメーターリファレンス
FUJITSU Software

1.30.3 ミドルウェア個別処理(パラメーター収集編)

Symfoware Server Mirroring Controller のパラメーターを収集する場合に必要な条件や手順を説明します。

1.30.3.1 パラメーター収集の動作条件

パラメーターの収集は、Mirroring Controller管理ディレクトリのパラメーターを収集します。

パラメーター収集の対象は、本製品のパラメーター設定機能を使用し設定・変更したパラメーターに限ります。本機能以外で設定・更新したパラメーターは正しく収集できない場合があります。

1.30.3.2 パラメーター収集の手順

Linux

パラメーター収集を実施する場合は、事前に“/etc/cfmg_symfomc_open.cfgファイルを作成します。パラメーター収集対象のMirroring Controller管理ディレクトリは、以下の形式で指定します。

[Mirroring Controller管理ディレクトリ]

mcdir_name=[ Mirroring Controller管理ディレクトリ]

※この形式にしたがって記述していない場合は無視します。コメント行を記述する場合は、行の先頭をシャープ“#”にすることを推奨します。

注意

  • 「mcdir_name」は必ず行の先頭から記述してください。

  • 「=」の前後には空白等を入れないでください。

  • この指定をファイル内に複数記述した場合は、最後の行に記述したものに従って動作します。

  • /etc/cfmg_symfomc_open.cfgファイルが存在しない場合、および「mcdir_name」の指定に誤りがある場合は、パラメーターは収集されません。

Windows

パラメーター収集を実施する場合は、Symfoware Serverインストール後に設定内容を有効にするため、システムを再起動してください。パラメーター収集を実施する場合は、事前に[システムディスク]\setenv_openファイルを作成します。

[システムディスク]\setenv_openファイルには以下を指定してください。

[Mirroring Controller管理ディレクトリ]

set mcdir_name=[ Mirroring Controller管理ディレクトリ]

注意

  • [システムディスク]\setenv_open(例C:\setenv_open)ファイルに指定した場合のみパラメーター収集時に有効になります。

  • 「set」を行の先頭に指定した場合のみパラメーター収集時に有効になります。

  • 「set」と「mcdir_name」の間の区切り文字は半角空白で記述してください。