Symfoware Server Mirroring Controller のパラメーターを収集する場合に必要な条件や手順を説明します。
パラメーターの収集は、Mirroring Controller管理ディレクトリのパラメーターを収集します。
パラメーター収集の対象は、本製品のパラメーター設定機能を使用し設定・変更したパラメーターに限ります。本機能以外で設定・更新したパラメーターは正しく収集できない場合があります。
【Linux】
パラメーター収集を実施する場合は、事前に“/etc/cfmg_symfomc_open.cfgファイルを作成します。パラメーター収集対象のMirroring Controller管理ディレクトリは、以下の形式で指定します。
[Mirroring Controller管理ディレクトリ]
mcdir_name=[ Mirroring Controller管理ディレクトリ]
※この形式にしたがって記述していない場合は無視します。コメント行を記述する場合は、行の先頭をシャープ“#”にすることを推奨します。
注意
「mcdir_name」は必ず行の先頭から記述してください。
「=」の前後には空白等を入れないでください。
この指定をファイル内に複数記述した場合は、最後の行に記述したものに従って動作します。
/etc/cfmg_symfomc_open.cfgファイルが存在しない場合、および「mcdir_name」の指定に誤りがある場合は、パラメーターは収集されません。
【Windows】
パラメーター収集を実施する場合は、Symfoware Serverインストール後に設定内容を有効にするため、システムを再起動してください。パラメーター収集を実施する場合は、事前に[システムディスク]\setenv_openファイルを作成します。
[システムディスク]\setenv_openファイルには以下を指定してください。
[Mirroring Controller管理ディレクトリ]
set mcdir_name=[ Mirroring Controller管理ディレクトリ]
注意
[システムディスク]\setenv_open(例C:\setenv_open)ファイルに指定した場合のみパラメーター収集時に有効になります。
「set」を行の先頭に指定した場合のみパラメーター収集時に有効になります。
「set」と「mcdir_name」の間の区切り文字は半角空白で記述してください。