Symfoware Serverのパラメーターを設定する場合に必要な条件や手順を説明します。
パラメーターを設定する場合は、Symfoware Serverがインストールされている必要があります。
インスタンスの起動中にパラメーターを更新した場合、インスタンスを再起動してください。更新したパラメーターが有効になります。
Symfoware Serverのパラメーター設定は、1回の操作で1つのデータベースクラスタのパラメーターを設定します。
パラメーターの設定を行う前にinitdbコマンドを使用してデータベースクラスタを作成してください。
注意
“SYMOISVenv.PGDATA”キーは省略できません。パラメーター設定を実行する場合は必ず指定してください。
WebAdminで作成したデータベースクラスタに対し設定を行った場合、WebAdminが変更できるパラメーター以外を編集すると、WebAdminが正しく動作しない場合があります。WebAdminが変更できるパラメーターについては、Symfoware Serverの導入ガイド(サーバ編)を参照してください。
パラメーターの設定では、ファイルやディレクトリを指定するパラメーターを編集することも可能ですが、パラメーターを編集することによってファイルおよびディレクトリそのものを作成または移動する操作、およびアクセス権の設定は行いません。該当するパラメーターを編集した場合は、別途OSのファイルマネージャーを使用するなどして必要な操作を行ってください。
postgresql.confファイルのパラメーターに対して値を設定する場合、コメント行であるかどうかにかかわらず、postgresql.confファイルの該当するパラメーターの行は置き換えられます。この置き換えによって以下の動作を行います。
パラメーターと同一行に記述されていた文字列(パラメーターの説明文など)は、パラメーター設定によって削除されます。
複数行に同じパラメーターが記述されていた場合、該当するパラメーターの行はすべて置き換えられます。
同じパラメーターが見つからなかった場合、ファイルの末尾にパラメーターが追加されます。
【Linux】
postgresql.confファイルのパラメーターに対して、値として「$」および「"」の記号を使用する場合、パラメーター設定において「\\$」および「\\"」のように記述してください。
【Windows】
postgresql.confファイルのパラメーターに対して、値として「%」の記号を使用する場合、パラメーター設定において「%%」のように記述してください。
postgresql.confファイルのパラメーターに対して、値として「!」の記号は使用できません。
参考
データベースクラスタの作成方法の詳細については、Symfoware Serverの導入ガイド(サーバ編)を参照してください。