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Systemwalker Software Configuration Manager 開発ガイド
FUJITSU Software

3.2 適用済パッチ情報の定義

ディスカバリで自動収集できないパッチを適用済パッチとして管理するために、適用済パッチを登録します。

適用済パッチ情報の登録は、適用済パッチ情報管理コマンド(swcfmg_patch_applied)で行います。

適用済パッチ情報管理コマンドには、以下の機能があります。コマンドの詳細については、「第5章 コマンドリファレンス」を参照してください。

適用済パッチ情報の登録

パッチ情報管理コマンドで登録したパッチが適用されているサーバに対して、適用済パッチ情報を登録します。

【登録情報】

ディスカバリで自動収集できないパッチは、適用済パッチ情報管理コマンドを使用して各サーバへの適用状況を登録します。

適用済パッチ情報は、管理対象サーバのサーバIDまたはIPアドレス、ソフトウェアID、およびパッチIDを一組として登録します。

以下の形式のCSVファイルを適用済パッチ情報管理コマンドで指定します。ファイル形式の詳細については、「第6章 ファイルリファレンス」を参照してください。

[#]<server>,<software-id>,<patch-id>
…

パッチIDは、パッチ情報の出力機能を使用して確認してください。マルチインスタンスのインストール済ソフトウェアに対する適用済パッチを登録する場合は、software-idにソフトウェアIDとインストール先を";"(セミコロン)区切りで指定してください。

Systemwalker Software Configuration Managerで管理されていないサーバ、登録されていないソフトウェア、およびパッチが指定された場合、エラーとなります。

登録済のサーバ、ソフトウェア、およびパッチのセットが存在する場合もエラーとなります。

適用済パッチ情報の削除

適用済パッチ情報管理コマンドで登録された適用済パッチ情報を削除します。

適用済パッチ情報の削除は、上記の形式のCSVファイルを適用済パッチ情報管理コマンドで指定して行います。

Systemwalker Software Configuration Managerで管理されていないサーバ、登録されていないソフトウェア、およびパッチが指定された場合、エラーとなります。

適用済パッチ情報の出力

適用済パッチ情報を上記のCSVファイルの形式で出力します。

出力先は、コマンドの標準出力または指定されたファイルです。