ディスカバリで自動収集できないソフトウェアを、インストール済ソフトウェアとして管理するために、または、ソフトウェアのパラメーター設定を実施するために、インストール済ソフトウェア情報を登録します。
インストール済ソフトウェア情報の登録は、インストール済ソフトウェア情報管理コマンド(swcfmg_installedsoftware)で行います。
インストール済ソフトウェア情報管理コマンドには、以下の機能があります。コマンドの詳細については、「第5章 コマンドリファレンス」を参照してください。
インストール済ソフトウェア情報の登録
インストール済ソフトウェア情報の削除
インストール済ソフトウェア情報の出力
インストール済ソフトウェア情報の登録
ソフトウェア情報管理コマンドを使用し登録したソフトウェアがインストールされているサーバに対して、インストール済ソフトウェア情報を登録します。
【登録情報】
サーバIDまたはIPアドレス
ソフトウェアID
ディスカバリで自動収集できないソフトウェアは、インストール済ソフトウェア情報管理コマンドを使用して各サーバへのインストール状況を登録します。
インストール済ソフトウェア情報は、管理対象サーバのサーバIDまたはIPアドレス、およびソフトウェアIDを一組として登録します。
以下の形式のCSVファイルをインストール済ソフトウェア情報管理コマンドで指定します。ファイル形式の詳細については、「第6章 ファイルリファレンス」を参照してください。
[#]<server>,<software-id> …
ソフトウェアIDは、ソフトウェア情報の出力機能を使用して確認してください。マルチインスタンスのインストール済ソフトウェア情報を登録する場合、software-idにソフトウェアIDとインストール先を";"(セミコロン)区切りで指定してください。
Systemwalker Software Configuration Managerで管理されていないサーバおよび登録されていないソフトウェアが指定された場合、エラーとなります。
登録済のサーバとソフトウェアのセットが存在する場合もエラーとなります。
インストール済ソフトウェア情報の削除
インストール済ソフトウェア情報管理コマンドで登録されたインストール済ソフトウェア情報を削除します。
インストール済ソフトウェア情報の削除は、上記の形式のCSVファイルをインストール済ソフトウェア情報管理コマンドで指定して行います。
Systemwalker Software Configuration Managerで管理されていないサーバおよび登録されていないソフトウェアが指定された場合、エラーとなります。
サーバとソフトウェアの組み合わせで、該当のサーバは存在するが、ソフトウェアがインストール済ソフトウェアとして設定されていない場合も、エラーとなります。
インストール済ソフトウェア情報の出力
インストール済ソフトウェア情報を以下のCSV形式で出力します。
出力先は、コマンドの標準出力または指定されたファイルです。
#IP address,Software ID <IP address>,<Software ID> …
-allオプションを指定することで、本コマンドで登録されたインストール済ソフトウェア情報だけでなく、ディスカバリにより登録された情報も出力することができます。コマンド実行時のオプションの詳細については、「第5章 コマンドリファレンス」を参照してください。