ソフトウェア情報の定義は、ソフトウェア情報管理コマンド(swcfmg_software)で行います。
ソフトウェア情報管理コマンドには、以下の機能があります。コマンドの詳細については、「第5章 コマンドリファレンス」を参照してくだい。
ソフトウェア情報の登録
ソフトウェア情報の更新
ソフトウェア情報の削除
ソフトウェア情報の出力
ソフトウェア情報の登録
ソフトウェア情報を定義します。情報収取元が手動登録以外のソフトウェアの場合、ソフトウェアパッチ情報のディスカバリで収集したソフトウェア情報が自動的に登録されます。その場合、ソフトウェア情報管理コマンド(swcfmg_software)でソフトウェア情報を登録する必要はありません。
製品導入時、情報収集元が手動登録のソフトウェアは、以下の情報を登録することができます。
【登録情報】
ソフトウェアID
ソフトウェア名
バージョン
OS種別
ベンダー
「ソフトウェア名+バージョン+OS種別」で一意の情報を登録します。すべてが同じ情報は同一ソフトウェアと判断し、すでに登録されている場合は、新規登録できません。
ソフトウェア情報の登録は、CSVファイルをソフトウェア情報管理コマンド(swcfmg_software)で指定して行います。ファイル形式の詳細については、「6.3.1 ソフトウェア情報ファイル」を参照してください。
ソフトウェア情報の更新
登録済のソフトウェア情報を更新します。
ソフトウェア情報の更新は、CSVファイルをソフトウェア情報管理コマンド(swcfmg_software)で指定して行います。ファイル形式の詳細については、「6.3.1 ソフトウェア情報ファイル」を参照してください。
更新時のキーとなる情報は「ソフトウェアID」です。
情報更新時は、ソフトウェア情報の出力機能を使用して生成されたファイルを修正し、更新が不要なソフトウェアの情報を削除したファイルをコマンドの入力とすることをお薦めします。
なお、ソフトウェアIDが記載されていない場合、または、誤ったソフトウェアIDが記載されている場合、更新処理はエラーとなります。
ソフトウェア情報の削除
登録済のソフトウェア情報を削除します。
ソフトウェア情報の削除は、ソフトウェアIDを指定して実施します。
ソフトウェアIDは、ソフトウェア情報の出力機能を使用して確認してください。
なお、登録したソフトウェア情報に対して、インストール済ソフトウェア情報が登録されている場合、ソフトウェア情報を削除することはできません。不要なソフトウェア情報を削除する場合は、事前にインストール済ソフトウェア情報を削除してください。
ソフトウェア情報の出力
登録済のソフトウェア情報をソフトウェア情報ファイルのCSV形式で出力します。
出力先は、コマンドの標準出力、または、指定されたファイルです。