管理サーバの端末がダーティシャットダウンされた場合、次回起動時に管理サーバの起動に失敗する場合があります。
対象となるバージョン/エディション
BE V12.0L10 | BE V12.0L20 | BE V13.0.0 | BE V13.2.0 | BE V13.3.0 | V14.0.0 | |
SE V12.0L20 | SE V13.0.0 | SE V13.2.0 | SE V13.2.1 | SE V13.3.0 | V14.0.1 | |
V14.2.0 | V14.3.0 | V15.0.0 | V15.1.0 |
原因
端末がダーティシャットダウンされた場合、管理サーバのデータベースであるPostgreSQLが使用中の状態のまま終了することがあります。この状態で終了すると、次回起動時にすでに他のプロセスがPostgreSQLを起動済と誤認識し、サービスが開始されません。
対処方法
PostgreSQLの使用中ファイル(postmaster.pid)を削除し、管理サーバのサービスを開始してください。
使用中ファイルは以下のフォルダに格納されています。
運用データベース(V15.1.0以降)
<運用データベース データベース作成先フォルダ>\RDB
ログ閲覧データベース(V15.1.0以降)
<ログ閲覧データベース データベース作成先フォルダ>\RDB
iOS管理データベース
<iOS管理データベース データベース作成先フォルダ>\RDB
ポイント
運用データベース、ログ閲覧データベースは、V15.1.0以降のみ該当します。
V15.0.0ではiOS管理データベースのみが該当します。