ページの先頭行へ戻る
Interstage List Works 帳票印刷配信機能トラブルシューティング
FUJITSU Software

3.5.2 印刷中に異常が発生したにも関わらず、印刷エラーのメッセージが通知されない

発生するVL

Solaris版V10.1.0

原因

印刷ドキュメントのスプールデータ形式が、RAW形式です。RAW形式のスプールデータの場合、初期設定では、印刷エラーのメッセージが通知されません。

スプールデータ形式は、Windowsのプリンタ画面のドキュメントのプロパティの「全般」タブに表示されるデータ型で確認できます。

対処

以下のいずれかの対処をしてください。

印刷エラーメッセージを通知する設定手順(注)

スプールデータ形式がRAW形式の場合に、印刷エラーメッセージを通知するには、以下の手順で設定します。

  1. 管理者権限を持つユーザで、帳票出力サーバにログオンします。

  2. コマンドプロンプトを「管理者として実行」で起動します。

  3. 以下のフォルダに移動します。

    > cd (List Works Print Agentインストールフォルダ)\PrintMGR\Bin
  4. "pmrawerrmode.bat"を実行します。

    > pmrawerrmode.bat 1

    設定された場合、標準出力に「MODE : ON」が表示されます。

    > pmrawerrmode.bat
      MODE : ON
  5. コンピュータを再起動します。
    コンピュータの再起動後に、設定が有効になります。

なお、本設定を解除するには、手順4.を以下のように置き換えて、設定時と同様に1.から実施してください。

> pmrawerrmode.bat 0

設定が解除された場合、標準出力に「MODE : OFF」が表示されます。

> pmrawerrmode.bat
  MODE : OFF
注:

List Works Print Agent V10.1.1~V10.3.0を使用している場合は、緊急修正(T009312WP-01以降、または、T009316XP-01以降)を適用した後で設定してください。