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Interstage List Works V10.3.1 操作手引書 運用管理者編
FUJITSU Software

9.47.2 【接続】タブ

List Works EEの画面を使用して説明します。

接続情報

同時接続クライアント数

リスト管理サーバに同時に接続を許可するクライアント数を、1~9999の範囲で指定します。初期値は「128」です。

保証する値は「1024」までです。

「1024」を超えた設定を行った場合、画面を切り替えたり、【OK】ボタンをクリックすると、推奨する同時接続クライアント数の設定についての警告メッセージが表示されます。

接続クライアント数とは、コンピュータの数ではなく、リスト管理サーバに接続するリストナビとリストビューア、Webクライアントの総数です。Web連携を使用している場合は、リスト管理サーバに接続するWebブラウザの総数です。

注意

マルチプロセス運用の場合、1プロセスあたりの同時接続クライアント数を指定します。

リスト管理サーバに同時に接続できるクライアント数は、最大で「同時接続クライアント数×リスト管理サーバの起動プロセス数」です。

ポート番号

リスト管理サーバのポート番号を、1~65535の範囲で指定します。

初期値は「9243」です。

ポート番号を変更する場合は、ポート番号は、以下の範囲で未使用の値を指定してください。

  • Windows Server 2003の場合

    5001~49151

  • Windows Server 2012、Windows Server 2008の場合

    1024~49151

なお、ポート番号は、クライアント側の設定とあわせる必要があります。

オープン帳票を登録する場合、または、ファイリングサーバを使用する場合は、ポート番号を変更することはできません。

注意

マルチプロセス運用の場合は、本設定で設定されたポート番号から「起動プロセス数」で設定した値の数だけ、連続したポート番号が各プロセスに割り当てられます。

各プロセスに割り当てられるポート番号のすべてについて、空いていることを確認してください。

入力監視時間

クライアントがハングアップした時に、サーバ上で獲得した領域を解放するまでの時間を、0~1440分の範囲で分単位指定します。

初期値は「60」分です。

「0」が指定された場合は、入力監視を行いません。

また、「1」から「9」が指定された場合は、「10」が指定されたものとみなします。

Web連携を使用している場合は、セションの有効時間よりも長い時間を指定する必要があります。

最大使用メモリ量

Javaのヒープ域サイズ

リスト管理サーバで使用するJavaのヒープ域サイズを以下から選択します。初期値は「512MB」です。

  • 「512MB」

  • 「900MB」

サーバの物理メモリが3GB以上の場合は、Javaのヒープ域サイズに「900MB」を選択してください。「900MB」を選択する場合は、物理メモリに十分な空き容量があることを確認してください。

起動プロセス数EEのみ>

起動プロセス数

リスト管理サーバの起動プロセス数を、1~20の範囲で半角数字で指定します。

マルチプロセス運用を利用する場合は、2以上の値を指定します。「ポート番号」で指定したポート番号から本設定の値だけ、連続したポート番号が割り当てられます。

初期値は「1」です。

注意

  • 「2」以上を指定すると、操作ログのファイル名にポート番号が挿入されます。    

    例:ListLog.ポート番号.csv
  • 「2」以上を指定する場合は、リスト管理サーバの起動プロセス数に応じて、CPUやメモリなどの強化やデータベースの環境設定が必要です。