ページの先頭行へ戻る
Interstage List Works V10.3.1 環境構築手引書
FUJITSU Software

E.2 AdminTool

AdminToolについて説明します。

管理者ツールの動作環境を運用に合わせて変更する場合は、AdminTool.propertiesファイルを編集します。


AdminTool.propertiesファイルは、以下の場所に格納されています。

Windows版の場合

  「List Worksのインストール先フォルダ\Property」配下

Solaris版の場合

  「/opt/FJSVlw-sv/property」配下

リスト管理サーバのインストール先を変更している場合は、下線部を実際のインストール先に置き換えてください。

注意

AdminTool.propertiesファイルを編集する時は、以下の注意が必要です。

  • 1行1項目で指定してください。

  • 定義名の値の後に、続けて全角の空白文字や半角の空白文字を入力しないで改行してください。

  • コメントを記述する場合は、行頭に“#”を記述してください。

  • 行は削除しないでください。また、定義名を変更しないように注意してください。

  • 追加した行の最後は、必ず改行してください。

  • Windows版ではシフトJISコード、Solaris版ではEUCコードで記述してください。

  • 編集した項目を有効にするには、管理者ツールを再起動してください。

また、古いバージョンレベルの環境設定を引き続き有効にしたい場合は、退避した古いバージョンレベルのプロパティファイルをもとに、インストールされたAdminTool.propertiesファイルを再編集してください。


AdminToolに定義する定義名を以下に示します。

定義名

説明

省略値

system.rmiserver.port

リスト管理サーバとの接続用ポート番号を指定します。

注意

  • リスト管理サーバと管理者ツール間の通信用ポート番号が、他の製品のポート番号と重なった場合など、ポート番号の変更を必要とする場合は、リスト管理サーバ用と管理者ツール用のプロパティファイルのポート番号を変更します。

  • 両方のプロパティファイルのポート番号を同じポート番号に変更する必要があります。

  • ポート番号を変更する場合、ポート番号は、以下の範囲で未使用の値を指定してください。

    • Windows版の場合

      • Windows Server 2003の場合:5001~49151

      • Windows Server 2012、Windows Server 2008の場合:1024~49151

    • Solaris版の場合:1024~32767

63099