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Interstage List Works V10.3.1 環境構築手引書
FUJITSU Software

B.1.2 サーバ動作環境ファイルの内容

サーバ動作環境ファイルの内容を情報の種別ごとに説明します。

保管データベース

保管データベースに関する情報は、必須項目になります。

DB-KIND

【接続種別】

接続するデータベースの種別を指定します。

  0:Symfoware
  1:Oracle

必須項目です。

DB-RDBNAME

【RDB名<Symfowareの場合のみ>】

Symfowareデータベースを使用する場合は、RDBシステム名を指定します。

Oracleデータベースを使用する場合は、この指定は無視されます。

例)DB-RDBNAME=LWDB
DB-UID

【データベースの接続ユーザID】

データベースの接続ユーザIDに「LW」を指定します。

必須項目です。

例)DB-UID=LW
DB-HOSTNAME

【データベースの接続ホスト名<Symfowareの場合のみ>】

Symfowareデータベースがインストールされているサーバのホスト名を指定します。

SymfowareデータベースをList Worksサーバ内に構築した場合は、指定しないでください。

Oracleデータベースを使用している場合は、この指定は無視されます。

IPv6環境でSymfowareデータベースを使用する場合は、ホスト名で指定します。(IPアドレスでは指定しないでください。)

例)DB-HOSTNAME=symfosvr
DB-PORT

【データベースの接続ポート番号<Symfowareの場合のみ>】

Symfowareデータベースがインストールされているサーバのポート番号を指定します。

SymfowareデータベースをList Worksサーバ内に構築した場合は、指定しないでください。

Oracleデータベースを使用している場合は、この指定は無視されます。

例)DB-PORT=26551
DB-JDBCDRV

【JDBCドライバ名】

作成したデータベースに対応するJava用のJDBCアーカイブファイルを、255バイト以内の物理パス(絶対パス)で指定します。
必須項目です。

例) Symfowareデータベースの場合
  DB-JDBCDRV=/opt/FJSVsymjd/fjjdbc/lib/fjsymjdbc2.jar
例) Oracleデータベースの場合
  DB-JDBCDRV=/opt/app/oracle/product/11.2.0/client_1/jdbc/lib/ojdbc6.jar
DB-ORA-NETSERV

【データベース・ネット・サービス名<Oracleの場合のみ>】

Oracleデータベースを作成した場合は、「サービス・ネーミングの設定」で設定した「ネット・サービス名」を指定します。
Symfowareデータベースの場合、この指定は無視されます。

例)DB-ORA-NETSERV=LWDB
DB-HOME

【データベースのパス】

使用するデータベースのパスを255バイト以内の物理パス(絶対パス)で指定します。
Symfowareの場合は、FSUNrdb2bパッケージ(RDB機能(基本))のパスを指定します。
Oracleの場合は、Oracleホーム・ディレクトリ(32bit版のOracleクライアントのインストール先)を指定します。
必須項目です。

例) Symfowareデータベースの場合
  /opt/FSUNrdb2b
例) Oracleデータベースの場合
  /opt/app/oracle/product/11.2.0/client_1

Java

JAVA-HOME

【Javaのパス】

Interstage Application ServerのJDKまたはJREのどちらかがインストールされているディレクトリ名を、142バイト以内の物理パス(絶対パス)で指定します。
ただし、同一サーバ機にWeb連携の環境設定を行う場合は、JDKが必要です。
必須項目です。

例)JAVA-HOME=/opt/FJSVawjbk/jdk6
JAVA-HEAP-SIZE

【Javaのヒープ域サイズ】

リスト管理サーバで使用するJavaのヒープ域サイズを指定します。

  0:512MB
  1:900MB

省略した場合の値は、0です。

注意

サーバの物理メモリが3GB以上の場合は、Javaのヒープ域サイズに「1」を指定することを推奨します。

登録

FONT-TYPE

【富士通ホスト帳票の文字の扱い】

富士通ホスト帳票の文字の扱いを指定します。

  0:外字をイメージとして使用する
  1:外字を文字コードとして使用する
文字の扱いについては、“運用手引書”を参照してください。

省略した場合の値は、0です。

CTRL-OVL

【オーバレイ世代管理用ディレクトリ】

オーバレイの世代管理を行う場合、オーバレイを格納するディレクトリ名を142バイト以内の物理パス(絶対パス)で指定します。
lvsvovlコマンドで初期化を行うと、指定したパスの下にlvovlmngというディレクトリを作成します。オーバレイの世代管理で必要な資源や管理情報はlvovlmng配下に作成されます。

lvsvovlコマンドについては、“コマンドリファレンス”を参照してください。

省略した場合は、ディレクトリ名なし(世代管理しない)となります。

KEEP-OVL-MODE

【オープン帳票のオーバレイ世代管理の扱い】

オーバレイ世代管理が有効な場合、オープン帳票登録時の自動的なオーバレイ世代管理の扱いを指定します。

  0:オーバレイ世代管理を自動的に行う
  1:オーバレイ世代管理を自動的に行わない

省略した場合の値は、0です。

CTLINF

【帳票情報データの扱い】

印刷データに付加された帳票情報を有効にするかどうかを指定します。

  0:帳票情報を有効にしない
  1:帳票情報を有効にする
  2:OSIV LISTVIEW V10L30を使用して付加された連携情報データを有効にする

なお、分散印刷環境の場合は、本キーワードには「0:帳票情報を有効にしない」を指定してください。
省略した場合の値は、0です。

MFINF

【富士通ホストの情報の扱い】

富士通ホストで指定されたタイトル、ユーザIDを帳票情報として使用するかどうかを指定します。

  0:使用しない
  1:タイトルを帳票名として使用する
  2:ユーザIDを帳票の作成者として使用する
  3:タイトルおよびユーザID共に使用する

省略した場合の値は、0です。

指定によって、帳票名およびユーザIDは以下になります。

MFINFの値が 0 または 2

以下の形式で設定されます。

業務名_業務番号_ファイル番号_一意な文字列_富士通ホストのユーザID_富士通ホストのOS種別
  業務名:
    デマンド要求(PRTFILE、PRTJOB)の場合
      PRTFILE、PRTJOBコマンドを実行したユーザID
    バッチジョブの場合
      JCLに指定したジョブ名
    LD配信(APS/DSPを使用した配信)の場合
      APS/DSPのLD名
  業務番号:
    デマンド要求(PRTFILE)の場合
      常に 1
    デマンド要求(PRTJOB)の場合
      ジョブ番号
    バッチジョブの場合
      ジョブ番号
    LD配信の場合
      常に 1
  ファイル番号:
    常に 1
  一意な文字列:
    自動生成された13桁の数値
  富士通ホストのユーザID:
    デマンド要求(PRTFILE、PRTJOB)の場合
      PRTFILE、PRTJOBコマンドを実行したユーザID
    バッチジョブの場合
      JCLに指定した実行ユーザID
    LD配信(APS/DSPを使用した配信)の場合
      ・応用プログラムから登録された帳票
          AIM応用プログラム名
      ・ワークステーションから登録された帳票
          AIMワークステーション名
      ・格納先が特定できない帳票
          AIM(固定値)
  富士通ホストのOS種別:
    MSPまたはXSP
MFINFの値が 1 または 3
  • デマンド要求(PRTFILE、PRTJOB)で、NOTEオペランドありの場合

    NOTEオペランドに指定した文字列

  • デマンド要求(PRTFILE、PRTJOB)で、NOTEオペランドなしの場合

    帳票名は設定されません

  • バッチジョブの場合

    帳票名は設定されません

  • LD配信(APS/DSPを使用した配信)の場合

    帳票名は設定されません


指定によって、帳票の作成者名は以下になります。

MFINFの値が 0 または 1

帳票の作成者名は設定されません

MFINFの値が 2 または 3
  • デマンド要求(PRTFILE、PRTJOB)の場合

    PRTFILE、PRTJOBコマンドを実行したユーザID

  • バッチジョブの場合

    JCLに指定した実行ユーザID

  • LD配信(APS/DSPを使用した配信)の場合

      ・応用プログラムから登録された帳票
        AIM応用プログラム名
      ・ワークステーションから登録された帳票
        AIMワークステーション名
      ・格納先が特定できない帳票
        AIM(固定値)

本キーワードは、分散印刷運用の場合のみ有効となります。なお、印刷データに付加された帳票情報に、帳票名、作成者が設定されている場合は、本キーワードの指定は有効となりません。

UEXIT

【ユーザ出口コマンド】

ユーザ出口コマンドを使用するかどうかを指定します。

  0:使用しない
  1:使用する

省略した場合の値は、0です。

振り分け定義の強弱関係は、以下のようになります。

  受信フォルダの振り分け  >  ユーザ出口コマンド  >  配信連携定義

このため、指定には「DISTDEF」との関連で以下の注意が必要です。

  • 「UEXIT」に1(使用する)を指定した場合は、「DISTDEF」は0(配信連携定義)にする必要があります。

  • 「DISTDEF」で1(受信フォルダの振り分け定義)を指定している場合は、「UEXIT」の指定は無効になります。

    UEXIT

    0

    1

    DISTDEF

    0

    配信連携定義

    ユーザ出口コマンド

    1

    受信フォルダの定義

    受信フォルダの定義

    ユーザ出口コマンドの詳細は、“運用手引書”を参照してください。
DISTDEF

【帳票の振り分け】

帳票の振り分け時に使用する定義を指定します。

  0:配信連携定義
  1:受信フォルダの振り分け定義

省略した場合の値は、1です。

ユーザ出口コマンドの指定と関連があるため、「UEXIT」の説明を参照してください。

SPL-MODE

【帳票の登録種別】

帳票を登録する際、65535ページよりページ数が多い帳票の扱いを指定します。

  0:65535ページより多いページ数の帳票を登録する
  1:65535ページより多いページ数の帳票は、65535ページまでを登録する

省略した場合の値は、0です。

注意

  • 「SPL-MODE=0」を指定(または省略)して65536ページ以上の帳票を登録する場合、帳票のデータサイズが 1.8 ギガバイト(約20万ページ)を超えると、それ以降のページは無効になります。

  • Solaris版 ListWORKS 5.0以前のListWORKSクライアントでは、65535ページより多いページ数の帳票は、一覧に表示されません。

COMPR-MODE

【印刷データ圧縮】

富士通ホスト帳票の登録時に、登録先に格納する印刷データを圧縮する/しないを指定します。

「1:圧縮しない」を設定すると、富士通ホスト帳票の登録性能が向上します。

  0:圧縮する
  1:圧縮しない

省略した場合の値は、0です。

注意

圧縮しない場合、登録先のディスク使用量が増加します。

資源

RCV-FOLDER

【受信フォルダ格納ディレクトリ】

受信フォルダを格納するディレクトリ名を142バイト以内の物理パス(絶対パス)で指定します。

省略した場合のディレクトリ名は、「List Worksシステムディレクトリ/receive」

FCB

【FCB格納ディレクトリ】

富士通ホストから転送したFCB を格納するディレクトリ名を142バイト以内の物理パス(絶対パス)で指定します。
なお、リスト管理サーバにVSPプリンタ装置が接続されている場合は、「/usr/lib/FJSVlp /fcbe」を指定してください。
FCBは以下のファイル名で格納されます。

  富士通ホストでのファイル名:FCB3xxxx または FCBExxxx
  List Worksでの格納ファイル名:xxxx
  (富士通ホストでのファイル名の下位4文字を使用)

省略した場合のディレクトリ名は、「/usr/lib/FJSVlp /fcbe」

KOL5

【JEF/AP形式フォームオーバレイ格納ディレクトリ】

富士通ホストから転送したJEF/AP形式のオーバレイを格納するディレクトリ名を142バイト以内の物理パス(絶対パス)で指定します。
オーバレイは以下のファイル名で格納されます。

  富士通ホストでのファイル名:KOL5xxxx
  List Worksでの格納ファイル名:xxxx
  (富士通ホストでのファイル名の下位4文字を使用)

省略した場合のディレクトリ名は、「/usr/lib/FJSVlp /kol5」

KOL6

【KOL6形式フォームオーバレイ格納ディレクトリ】

FORMのPowerFORMツールまたはList Creatorデザイナで作成したオーバレイを格納するディレクトリ名を142バイト以内の物理パス(絶対パス)で指定します。

省略した場合のディレクトリ名は、「/usr/lib/FJSVlp /kol6」

OVL

【JEF形式フォームオーバレイ格納ディレクトリ】

JEF 形式オーバレイを格納するディレクトリ名を142バイト以内の物理パス(絶対パス)で指定します。
なお、リスト管理サーバにVSPプリンタ装置が接続されている場合は、「/usr/lib/FJSVlp/kol1」を指定してください。
オーバレイは以下のファイル名で格納されます。

  富士通ホストでのファイル名:KOL1xxxx
  List Worksでの格納ファイル名:xxxx
  (富士通ホストでのファイル名の下位4文字を使用)

省略した場合のディレクトリ名は、「List Worksシステムディレクトリ/lvovl/kol1」

OVDFLD

【帳票項目・オーバレイ位置保存ファイル格納ディレクトリ】

クライアントで調整したオーバレイの表示位置、および帳票項目を保存しておくためのディレクトリ名を142バイト以内の物理パス(絶対パス)で指定します。

省略した場合のディレクトリ名は、「List Worksシステムディレクトリ/lvovl/ovdfld」

TMP-DIR

【帳票業務作業ディレクトリ】

帳票の業務作業で、一時的に作業ファイルを作成するディレクトリ名を142バイト以内の物理パス(絶対パス)で指定します。

省略した場合は、帳票格納ディレクトリになります。

ログ

LOGLEVEL

【帳票登録処理の実行履歴・メッセージの扱い】

帳票登録時に出力される実行履歴やメッセージに、追加して出力する情報を指定します。

  0:出力しない
  1:富士通ホスト帳票の登録時に印刷データで使用している印刷資源(FCB、オーバレイ)が、リスト管理サーバに未登録の場合、該当する印刷資源名を出力する。

省略した場合の値は、0です。

LOGLSV

【業務系処理の実行履歴の扱い】

業務系処理を行う場合に、実行履歴ファイルに出力するかどうかを指定します。

  0:出力しない
  1:出力する

省略した場合の値は、0です。

TRNLOGF

【実行履歴ファイル格納ディレクトリ名】

実行履歴ファイルを格納するディレクトリ名を、142バイト以内の物理パス(絶対パス)で指定します。
指定したディレクトリ配下に以下のファイルが作成されます。

  ListLog.csv:CSV形式の実行履歴ファイル

マルチプロセス運用を行っている場合は、以下のファイルが作成されます。

  ListLog.ポート番号.csv:CSV形式の実行履歴ファイル

省略した場合のディレクトリは、List Worksのシステムディレクトリになります。

注意

フォルダの共有運用の場合には、ローカルディスク上のディレクトリパス名を指定し、実行履歴ファイルをリスト管理サーバごとに分散して出力することを推奨します。
この場合、各リスト管理サーバのローカルディスク上に存在する、同一パス名のディレクトリを指定する必要があります。

TRNLOGS

【実行履歴ファイルサイズ】

実行履歴ファイルのファイルサイズを1~999の範囲で指定します(単位はMバイト)。

省略した場合の値は、1です。

SYSLOG

【システムログへの出力】

システムログファイルに情報を出力するかどうかを指定します。

  0:出力しない
  1:出力する(登録エラー、またはList Worksクライアントからリスト管理サーバに接続中の重大エラー発生時)
  2:出力する(登録エラー、またはList Worksクライアントからリスト管理サーバに接続中のエラー/重大エラー発生時)
  3:出力する(登録エラー発生時のみ)

省略した場合の値は、1です。

LOG-DETECT-MODE

【実行履歴ファイルの改ざん検知】

実行履歴ファイルの改ざん検知を有効にするかどうかを指定します。

  0:無効にする
  1:有効にする

省略した場合の値は、0です。

注意

「実行履歴ファイルの改ざん検知」の切り替えについての注意
  • 値を有効にして運用する場合、実行履歴の出力に時間がかかるようになります。

  • 値を切り替えた場合、List Worksサービスの起動時に、実行履歴ファイルがバックアップされ、新しい実行履歴ファイルが作成されます。すでにバックアップファイルがある場合は上書きされるため、バックアップファイルが必要な場合は、事前に複写などの作業が必要です。

  • 値を有効にしてからList Worksサービスを起動するまでは、実行履歴ファイルの内容が混在(改ざん検知形式の有無)とならないように、運用を停止する必要があります。

  • 値を切り替えた後、List Worksサービスを起動した日時を記録しておいてください。実行履歴の改ざんチェック(lvchklogコマンド)は、記録した日時以降の改ざん検知が有効となった実行履歴ファイルを対象として実施してください。

認証

USER_MNG

【利用者情報の管理先】

利用者、および利用者が属するグループ情報の管理先を指定します。

  0:オペレーティングシステム
  5:ユーザ作成ライブラリ

省略した場合の値は、0です。

接続情報

MAX-CLIENT

【同時接続クライアント数】

リスト管理サーバに同時に接続を許可するクライアント数を指定します。1~1024の範囲で指定します。
接続クライアント数とは、物理的なコンピュータの数ではなく、リスト管理サーバに接続するリストナビとリストビューア、Webブラウザからの接続の総数です。
省略した場合の値は、128です。

注意

マルチプロセス運用の場合、1プロセスあたりの同時接続クライアント数を指定します。リスト管理サーバに同時に接続できるクライアント数は、最大で「MAX-CLIENTの値×リスト管理サーバのプロセス数」になります。

LWSV-PORT

【ポート番号】

リスト管理サーバのポート番号を指定します。指定するポート番号は、List Worksクライアント側の設定と合わせる必要があります。
省略した場合の値は、9243です。

注意

  • ポート番号がすでに使用されている場合、ポート番号は、1024~32767の範囲で未使用の値を指定してください。

  • 以下の機能を使用する場合は、ポート番号を初期値「9243」から変更しないでください。

    • List Works仮想プリンタを使用したオープン帳票の登録

    • ファイリング

  • マルチプロセス運用を行う場合は、本キーワードで設定したポート番号からLWSV-PROCESSキーワードで設定した値の数だけ、連続したポート番号が各プロセスに割り当てられます。
    各プロセスに割り当てられるポート番号のすべてについて、空いていることを確認してください。

INTIME

【入力監視時間】

List Worksクライアントがハングアップし、List Worksクライアントからの応答がなくなった場合、応答がなくなってから資源を解放するまでの時間を分単位で指定します。

入力監視時間は、0~1440(分)の数字で指定します。0を指定すると監視しません。1~9の数字を指定した場合は、10を指定したとみなされます。

省略した場合の値は、60です。

LWSV-PROCESS

【プロセス数<EEのみ>】

リスト管理サーバのプロセス数を1~20の範囲で指定します。
マルチプロセス運用を利用する場合は、2以上の値を指定します。
省略した場合の値は、1です。

注意

本キーワードを指定する場合は、リスト管理サーバのプロセス数に応じて、CPUやメモリなどの強化やデータベースの環境設定が必要です。

クラスタ運用、マルチプロセス運用およびフォルダの共有運用 <EEのみ>

CLUSTER

【クラスタ運用、マルチプロセス運用およびフォルダの共有運用】

リスト管理サーバで、クラスタ運用、マルチプロセス運用またはフォルダの共有運用を行うかどうかを指定します。

  0:運用しない
  1:運用する

省略した場合の値は、0です。

注意

Solaris 11では、フォルダの共有運用はできません。

送信

LIMITMAIL

【メール送信の最大サイズ】

メールで送信する帳票ファイルのサイズの制限値を、1~10000の範囲で、キロバイト単位で指定します。

サイズが大きいファイルをメールで送信しない場合に指定します。

サーバ機能APIのメール送信APIを使用してメールを送信した場合、添付ファイルのサイズの合計が、本指定のサイズを超えるとエラーとなり、そのメールは送信されません。

また、PDFメール配信で送信するPDFファイルのサイズが、本指定のサイズを超えた場合はエラーとなり、そのメールは送信されません。

省略した場合は、サイズ制限なしになります。

PDF

PDF-PRINT

【印刷許可指定】

PDFファイルの印刷を許可するかどうかを指定します。

  0:印刷を許可する
  1:印刷を許可しない

省略した場合の値は、0です。

PDF-MODIFY

【文書変更許可指定】

PDFファイルの文書の変更を許可するかどうかを指定します。

  0:変更を許可する
  1:変更を許可しない

省略した場合の値は、0です。

PDF-SELECT

【テキスト/グラフィックス選択許可指定】

PDFファイルのテキストとグラフィックスの選択を許可するかどうかを指定します。

  0:選択を許可する
  1:選択を許可しない

省略した場合の値は、0です。

PDF-ANNOTATE

【注釈/フォームフィールド追加変更許可指定】

PDFファイルの注釈とフォームフィールドの追加と変更を許可するかどうかを指定します。

  0:追加・変更を許可する
  1:追加・変更を許可しない

省略した場合の値は、0です。

PDF-EMBED

【エンベッド指定】

PDFファイルに文字を埋め込むかどうかを指定します。

  0:埋め込まない
  1:外字を埋め込む
  2:すべての文字を埋め込む

省略した場合の値は、0です。

印刷

PRINTER

【サーバプリンタ種別】

リスト管理サーバに接続しているプリンタ装置の種別、機能を指定します。

  1:VSPプリンタ装置
  2:オーバレイの世代管理をしている帳票をVSPプリンタに出力する

省略した場合の値は、1です。

ファイリング

CDR-PORT

【CD-R装置のポート番号】

CD-R装置にファイリングを行う場合、ファイリングサーバのポート番号を指定します。

省略した場合の値は、3000です。

MO-PORT

【標準ファイルシステムのポート番号】

標準ファイルシステムにファイリングを行う場合、ファイリングサーバのポート番号を指定します。

省略した場合の値は、3001です。

配信連携

配信連携定義ファイルの省略値になります。

DELTYPE

【削除種別】

登録有効期間を過ぎた印刷データを自動削除するかどうかを指定します。

  0:自動削除しない
  1:自動削除する

省略した場合の値は、0です。

OS

【作成OS】

印刷データが作成されたOSを指定します。

  0:MSP
  1:XSP

省略した場合の値は、0です。

CPI

【文字間隔】

1バイト系文字(半角文字)の文字間隔を指定します。

  0:10CPI
  1:12CPI
  2:15CPI

省略した場合の値は、0です。

CODE

【コード系】

1バイト系文字(半角文字)のコード系を指定します。

  0:EBCDICカナ
  1:EBCDIC英小文字
  2:EBCDIC ASCII

省略した場合の値は、0です。

FCB-NAME

【FCB名(印刷装置の初期値)】

FCB名を1~4文字の英数字で指定します。

なお、印刷データに設定されている場合は、意味を持ちません。

省略した場合の値は、0000です。

OVL-NAME

【オーバレイ名(印刷装置の初期値)】

オーバレイ名を、1~4文字の英数字で指定します。

なお、印刷データに設定されている場合は、意味を持ちません。

省略した場合は、オーバレイ名なし(オーバレイを使用しない)です。

LP-WIDTH

【連続紙の横幅(印刷装置の初期値)】

連続紙の横幅を指定します。6.5~20.0インチの範囲で、これを100 倍した整数値を指定します。

なお、印刷データの用紙サイズがカット紙の場合は、意味を持ちません。

省略した場合の値は、1500(15インチ)です。

UNPRAREA

【印刷禁止域(印刷装置の初期値)】

印刷禁止域を制御するかどうか指定します。

  0:印刷禁止域を制御しない
  1:印刷禁止域を制御する

なお、印刷データに設定されている場合は、意味を持ちません。
省略した場合の値は、0です。

SHEET

【用紙サイズ(印刷装置の初期値)(カット紙印刷装置の初期値)】

用紙のサイズを指定します。

  0:LP
  1:A3
  2:A4
  3:A5
  4:B4
  5:B5
  6:LTR

なお、印刷データに設定されている場合は、意味を持ちません。
省略した場合の値は、0です。

PRMODE

【印刷モード(印刷装置の初期値)(カット紙印刷装置の初期値)】

印刷モードを指定します。

  0:ランドスケープモード
  1:ポートレートモード

なお、印刷データに設定されている場合は、意味を持ちません。
省略した場合の値は、0です。

BINDW

【とじしろ幅(印刷装置の初期値)(カット紙印刷装置の初期値)】

とじしろ幅を指定します。0~2.54インチの範囲で、これに100倍した整数値を指定します。

なお、印刷データに設定されている場合は、意味を持ちません。

省略した場合の値は、0です。

BIND

【とじしろ方向(印刷装置の初期値)(カット紙印刷装置の初期値)】

とじしろ方向を指定します。

  0:上とじ
  2:左とじ

なお、印刷データに設定されている場合は、意味を持ちません。

省略した場合の値は、印刷モード(PRMODE)との関連により以下のようになります。

  「PRMODE」の値が0(ランドスケープモード)の場合:0
  「PRMODE」の値が1(ポートレートモード)の場合:2
STRLOCAT

【印刷開始原点(印刷装置の初期値)(カット紙印刷装置の初期値)】

用紙の原点位置をX,Y の形式で、原点のx方向をX、y方向をYに、とじしろ幅を含まない値で指定します。それぞれ0.2 ~20.0インチの範囲で、これに100 倍した整数値を指定します。

なお、印刷データに設定されている場合は、意味を持ちません。

省略した場合の値は、0,0(用紙サイズと印刷モードによって決定された位置)です。

DEL-TOP

【先頭非表示ページ数】

セパレータがある帳票を表示する際、先頭ページから何ページを非表示とするかを、0~255 の範囲の数字で指定します。

省略した場合の値は、0(全ページを表示する)です。

DEL-BOT

【末尾非表示ページ数】

セパレータがある帳票を表示する際、最終ページから何ページを非表示とするかを、0~255 の範囲の数字で指定します。

省略した場合の値は、0(全ページを表示する)です。

SRH-IDX

【抜き出し検索ファイルの作成】

登録時に抜き出し検索ファイルを作成するかどうかを指定します。

  0:抜き出し検索ファイルを作成しない
  1:抜き出し検索ファイルを作成する

省略した場合の値は、0です。

PRINTOUT

【登録後印刷プリンタ名】

登録後に印刷するプリンタ名を指定します。

省略した場合の値は、なし(印刷しない)です。

注意

  • 印刷装置の初期値については、リスト管理サーバの印刷機能を使用する場合は、lpfilterコマンドの実行時に -yオプションの「mode-list」に指定した値を使用することをお勧めします。

    lpfilterコマンドについては、“Solarisシステムのマニュアル”を参照してください。

    また、リスト管理サーバの印刷機能を使用しない場合は、富士通ホストのDFNWTRコマンドの実行時に指定した値を使用することをお勧めします。

    DFNWTRコマンドについては、“OSIV APSのマニュアル”を参照してください。
  • カット紙印刷装置に関する情報についての詳細は、“OSIV APSのマニュアル”を参照してください。

  • 配信連携定義ファイルの省略値(削除種別、作成OS、文字間隔、コード系)を変更した場合は、配信連携定義ファイルの再登録が必要です。再登録を行わない場合、配信連携定義は変更されません。

サービス

LWSV-WATCH

【リスト管理サーバの異常終了時の扱い】

リスト管理サーバの異常終了時にList Worksサービスを自動起動するかどうかを指定します。

  0:無効(自動起動しない)
  1:有効(自動起動する)

省略した場合の値は、0です。

注意

クラスタ運用を行う場合は「0」を指定してください。

セキュリティ

LIST-MODE

【帳票一覧への表示】

「帳票一覧への表示」アクセス権を有効にするかどうかを指定します。無効とした場合は、すべての帳票が表示されます。

  0:無効にする
  1:有効にする

省略した場合の値は、1です。