Web連携機能の環境を設定する方法が変わりました。以前のバージョンにおける各設定と本バージョンでの環境設定における対応は、以下のとおりです。
以前のバージョンでの環境設定 | 本バージョンでの環境設定 |
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「JServlet環境定義ファイル(jswatch.conf)の設定」のコンテナ数 | 環境構築スクリプトの「Multiple」パラメタ |
「サーブレット・ゲートウェイ環境定義ファイルの設定」の「INTERSTAGE Application Server InfoProvider Proの場合 | 環境構築スクリプトの「Multiple」パラメタ |
「サーブレット・ゲートウェイ環境定義ファイルの設定」の「Apache HTTP Serverの場合(jsgw_apapi.conf)」のコンテナ数 | 環境構築スクリプトの「Multiple」パラメタ |
Interstage管理コンソール > Interstage Application Server > システム > ワークユニット > listworks > 環境設定の「プロセス多重度」 | 環境構築スクリプトの「Multiple」パラメタ |
Interstage Java EE 管理コンソールでIJServerクラスタに定義するサーバーインスタンスの数 | 環境構築スクリプトの「Multiple」パラメタ |
Interstage Application Server V9またはV10を使用する場合、Tomcat 3.1ベースおよびTomcat 4.1ベースのサーブレット実行環境をサポートしません。Tomcat 5.5ベースのServletまたはJava EE(Servlet)に移行して、Web連携機能を使用してください。
使用するサーブレット実行環境を変更する場合、List Worksの環境設定の変更を有効とする方法と、画面レイアウトを変更した場合に新しいレイアウトを有効にする方法が変わります。
新しいレイアウトを有効にする方法については、“3.12 Web連携の環境設定”を参照してください。 |
使用するサーブレット実行環境を変更すると、Webゲートウェイサーバに同時に接続できる利用者数や同時に実行できる利用者数が拡張され、Webゲートウェイサーバを動作させるために必要なメモリ量が変更になる場合があります。
必要なメモリ量については、“運用手引書”を参照してください。 |
ListWORKS 10.0において同時接続利用者数の初期値を変更して使用していた場合には、バージョンアップ後に、Webアプリケーション環境定義ファイルの1コンテナ当たりの利用者数を設定し直す必要があります。
ListWORKS 10.1以前、または List Works 6.0で、Web連携機能APIのJavaクラス(ListConfig)の「getApplicationURL」、または「getServletURL」メソッドを使用しているJSPファイルを8.0で扱う場合は、Webアプリケーション環境定義ファイルにWWWサーバのURLを指定する必要があります。
Tomcat 3.1ベースのServletから移行する場合
Jservlet環境定義ファイル(jswatch.conf)、サーブレット・ゲートウェイ環境定義ファイル(jsgw.conf、jsgw_apapi.conf)、サーブレットコンテナ環境定義ファイルは、リストアすることはできません。