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Interstage List Works V10.3.1 環境構築手引書
FUJITSU Software

8.4.7 仕分け定義体の適用 (EEのみ)

旧バージョンからの移行では、仕分け定義ファイルを再度、適用する必要があります。

コマンドを使用して、仕分け定義ファイルを一括で適用します。

本コマンドは、スーパーユーザのみが実行することができます。

(1) オープン帳票の場合

コマンド名

astodef_all.sh


格納場所

「/opt/FJSVpast/bin」ディレクトリ配下

/opt はList Works のインストールディレクトリです。

機能説明

コマンドにより指定された格納場所の配下にある、以下の仕分け定義ファイルを一括で適用します。

  • common.ast

  • filenameディレクトリに格納されている仕分け定義ファイル

  • overlayディレクトリに格納されている仕分け定義ファイル

  • titleディレクトリに格納されている仕分け定義ファイル


記述形式
astodef_all.sh 仕分け定義ファイルの格納場所
パラメタの説明
仕分け定義ファイルの格納場所

仕分け定義ファイルが格納されているディレクトリ(define.others)を物理パスで指定します。必須項目です。

define.othersフォルダの初期値は以下になります。

/opt/FJSVpast/define.others
/opt はList Works のインストールディレクトリです。

kkikpkcpコマンドでdefine.othersフォルダを移動している場合は、移動先のdefine.othersフォルダを指定します。


復帰値
0

正常

0以外

異常


使用例
 /opt/FJSVpast/bin/astodef_all.sh  /opt/FJSVpast/define.others

注意

  • 仕分け定義の指定に誤りがある場合は、処理を中断します。仕分け定義を修正するか、指定したフォルダから除いてください。

  • パラメタが2つ以上指定された場合は、2個目以降のパラメタは無視されます。

(2) 富士通ホスト帳票の場合

コマンド名

astfdef_all.sh


格納場所

「/opt/FJSVpast/bin」ディレクトリ配下

/opt はList Works のインストールディレクトリです。

機能説明

コマンドにより指定された格納場所の配下にある、以下の仕分け定義ファイルを一括で適用します。

  • common.ast

  • writerフォルダに格納されている仕分け定義ファイル

  • jobnameフォルダに格納されている仕分け定義ファイル

  • overlayフォルダに格納されている仕分け定義ファイル


記述形式
astfdef_all.sh 仕分け定義ファイルの格納場所
パラメタの説明
仕分け定義ファイルの格納場所

仕分け定義ファイルが格納されているディレクトリ(define)を物理パスで指定します。

必須項目です。

defineフォルダの初期値は以下になります。

/opt/FJSVpast/define
/opt はList Works のインストールディレクトリです。

kkikpkcpコマンドでdefineフォルダを移動している場合は、移動先のdefineフォルダを指定します。


復帰値
0

正常

0以外

異常


使用例
/opt/FJSVpast/bin/astfdef_all.sh  /opt/FJSVpast/define

注意

  • 仕分け定義の指定に誤りがある場合は、処理を中断します。仕分け定義を修正するか、指定したフォルダから除いてください。

  • パラメタが2つ以上指定された場合は、2個目以降のパラメタは無視されます。

(3) コマンド実行時のメッセージ

コマンドを実行すると、以下のいずれかのメッセージが画面に出力されます。

正常の場合
n個の仕分け定義を適用しました。

n:適用した仕分け定義体の数が入ります。


エラー(仕分け定義の誤り)の場合
仕分け定義の適用に失敗しました。
上記のメッセージを確認し、仕分け定義を修正してください。
利用者の処置

本メッセージの上部に出力されているメッセージを確認して対処し、再実行してください。


エラー(パラメタの指定なし)の場合
適用対象のフォルダを指定してください。
利用者の処置

適用対象のフォルダを指定して、再実行してください。