旧バージョンからの移行では、仕分け定義ファイルを再度、適用する必要があります。
コマンドを使用して、仕分け定義ファイルを一括で適用します。
本コマンドは、スーパーユーザのみが実行することができます。
(1) オープン帳票の場合
「/opt/FJSVpast/bin」ディレクトリ配下
/opt はList Works のインストールディレクトリです。
コマンドにより指定された格納場所の配下にある、以下の仕分け定義ファイルを一括で適用します。
common.ast
filenameディレクトリに格納されている仕分け定義ファイル
overlayディレクトリに格納されている仕分け定義ファイル
titleディレクトリに格納されている仕分け定義ファイル
astodef_all.sh 仕分け定義ファイルの格納場所
仕分け定義ファイルが格納されているディレクトリ(define.others)を物理パスで指定します。必須項目です。
define.othersフォルダの初期値は以下になります。
/opt/FJSVpast/define.others
/opt はList Works のインストールディレクトリです。
kkikpkcpコマンドでdefine.othersフォルダを移動している場合は、移動先のdefine.othersフォルダを指定します。
正常
異常
/opt/FJSVpast/bin/astodef_all.sh /opt/FJSVpast/define.others
注意
仕分け定義の指定に誤りがある場合は、処理を中断します。仕分け定義を修正するか、指定したフォルダから除いてください。
パラメタが2つ以上指定された場合は、2個目以降のパラメタは無視されます。
(2) 富士通ホスト帳票の場合
「/opt/FJSVpast/bin」ディレクトリ配下
/opt はList Works のインストールディレクトリです。
コマンドにより指定された格納場所の配下にある、以下の仕分け定義ファイルを一括で適用します。
common.ast
writerフォルダに格納されている仕分け定義ファイル
jobnameフォルダに格納されている仕分け定義ファイル
overlayフォルダに格納されている仕分け定義ファイル
astfdef_all.sh 仕分け定義ファイルの格納場所
仕分け定義ファイルが格納されているディレクトリ(define)を物理パスで指定します。
必須項目です。
defineフォルダの初期値は以下になります。
/opt/FJSVpast/define
/opt はList Works のインストールディレクトリです。
kkikpkcpコマンドでdefineフォルダを移動している場合は、移動先のdefineフォルダを指定します。
正常
異常
/opt/FJSVpast/bin/astfdef_all.sh /opt/FJSVpast/define
注意
仕分け定義の指定に誤りがある場合は、処理を中断します。仕分け定義を修正するか、指定したフォルダから除いてください。
パラメタが2つ以上指定された場合は、2個目以降のパラメタは無視されます。
(3) コマンド実行時のメッセージ
コマンドを実行すると、以下のいずれかのメッセージが画面に出力されます。
n個の仕分け定義を適用しました。
n:適用した仕分け定義体の数が入ります。
仕分け定義の適用に失敗しました。 上記のメッセージを確認し、仕分け定義を修正してください。
本メッセージの上部に出力されているメッセージを確認して対処し、再実行してください。
適用対象のフォルダを指定してください。
適用対象のフォルダを指定して、再実行してください。