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Interstage List Works V10.3.1 環境構築手引書
FUJITSU Software

7.3.16 Oracleデータベースの移行に失敗した場合の再移行手順

移行中に保管データベースの作成に失敗した場合は、保管データベースを削除し、保管データベースの再構築を実施してから再度、移行処理を行います。

注意

移行ツールの実行後、保管フォルダ構成情報ファイルの情報を保管データベースへロード中にエラーとなった場合は、本手順に従って、再移行を実施します。

再移行の手順を以下に示します。


手順1帳票資源の確認

同一サーバへ移行する場合は、List Worksサーバの環境を退避したバックアップファイルがあることを確認します。

異なるサーバへ移行する場合は、移行元サーバに帳票資源があることを確認します。


手順2移行前の状態に戻す(異なるサーバに移行のみ)

移行先サーバの環境を、受信/保管/印刷/ファイリング/装置フォルダ、および印刷資源を削除して、移行前の状態に戻します。


手順3List Worksサービスの停止

【スタート】メニューの【管理ツール】-【サービス】からサービスマネージャを起動し、List Worksサービスを停止します。


手順4Oracleデータベースの削除

以下の手順で、保管データベースを削除します。

  1. 【スタート】メニューの【すべてのプログラム】-【Oracle - <HOME_NAME>】-【コンフィグレーションおよび移行ツール】-【Database Configuration Assistant】からDatabase Configuration Assistantを起動します。

    →【ようこそ】ダイアログボックスが表示されます。


  2. 【次へ】ボタンをクリックします。

    →【操作】ダイアログボックスが表示されます。


  3. 「データベースの削除」を選択し、【次へ】ボタンをクリックします。

    →【データベース】ダイアログボックスが表示されます。


  4. データベース一覧から削除する保管データベースを選択し、【完了】ボタンをクリックします。

    →削除を確認するメッセージボックスが表示されます。


  5. 【はい】ボタンをクリックします。

    →保管データベースが削除されます。


手順5帳票資源の複写・アクセス権の設定(異なるサーバに移行のみ)

異なるサーバへ移行する場合は、再度、帳票資源を移行先サーバへ複写します。移行前の状態を保持するため、複写した資源に対して、移行元と同じアクセス権を設定します。


手順6保管データベースの再作成

再度、Database Configuration Assistantから、保管データベースの作成を行います。


手順7移行ツールの実行

移行ツールを実行します。


手順8List Worksサービスの起動

【スタート】メニューの【管理ツール】-【サービス】からサービスマネージャを起動し、List Worksサービスを起動します。


手順9各フォルダ(保管フォルダ以外)の作成(異なるサーバに移行のみ)

異なるサーバへ移行する場合は、受信/印刷/ファイリングフォルダ(保管フォルダ以外)を作成します。