ファイリングフォルダは、帳票をファイリングするためのフォルダです。運用によって必要な場合は作成します。
ファイリングフォルダには、ファイリングの対象を定義するグループフォルダと、実際にファイリングを行う装置(ハードディスク、CD-R、MO など)を定義する装置フォルダがあります。
リスト管理サーバのファイリングフォルダは、管理者だけが作成できます。
ファイリングフォルダの作成について、以下の順序で説明します。
ファイリング機能使用の設定
リストナビの起動
リスト管理サーバに接続
グループフォルダの作成
ファイリング対象の保管フォルダの設定
装置フォルダの作成
ポイント
チェックポイント
ファイリング先にファイリング用パソコンを使用する場合は、そのファイリング用パソコンは、電源が入り、ネットワーク上で認識できている必要があります。ファイリングフォルダを作成する前にネットワーク上で認識できるか確認してください。
注意
ファイリングフォルダの作成は、管理者だけが実施できます。
装置フォルダの作成は、ホスト名で指定されるコンピュータにアクセスできるユーザで実行する必要があります。
リストナビでリスト管理サーバに接続している時、別のリストナビからファイリングフォルダを作成、または削除した場合は、表示中のリストナビでは、最新のファイリングフォルダ構成に反映されません。最新のファイリングフォルダ構成を表示するには、リスト管理サーバに再接続してください。
【List Worksクライアント環境設定】ダイアログボックスを使用して、【管理】タブの「機能の選択」の「ファイリング機能を使用する」にチェックします。
設定手順、および、【List Worksクライアント環境設定】ダイアログボックスの詳細は、“操作手引書 運用管理者編”を参照してください。 |
注意
List Worksクライアント環境設定プログラムは、List Worksをインストールしたユーザだけが起動できます。
「ファイリング機能を使用する」にチェックをしないと、リストナビに「ファイリング」アイコンが表示されず、ファイリングフォルダの作成ができません。
【スタート】メニューからリストナビを起動します。
起動方法の詳細については、“操作手引書 利用者編”を参照してください。 |
リストナビからリスト管理サーバに接続します。管理者のユーザIDで接続する必要があります。
接続方法の詳細については、“操作手引書 利用者編”を参照してください。 |
リスト管理サーバのグループフォルダは、リストナビの【グループフォルダの作成】ダイアログボックスで作成します。
【グループフォルダの作成】ダイアログボックスでは、以下の項目を設定します。
タブ名 | 設定項目 |
---|---|
ファイリンググループの情報 | |
CD-R装置にファイリングする場合の情報 | |
CD-ROMに印字するラベルの情報 |
作成手順、および、【グループフォルダの作成】ダイアログボックスの詳細は、“操作手引書 運用管理者編”を参照してください。 |
CD-ROMに印字するラベルの情報を設定します。ここで設定した情報は、ラベル印刷ができる装置にファイリングした時に有効になります。
注意
【CD-Rのラベル】タブの「ラベル情報」の「印刷文字」に指定した印刷文字をCD-Rのラベルに印刷するには、MICARの「MICAR設定」において、【ラベル印刷】タブの「マージファイル」で「FTPにて受信」を選択し、「ラベルイメージファイル名」として、label.txtを入力しておく必要があります。
参考
「ラベル情報」の「ファイル名」に指定するファイルは、MICARで提供されるラベル編集ソフトで作成します。このファイルで可変属性(マージファイル)に定義したフィールドに対応する文字列を、【CD-Rのラベル】タブの「印字文字」で指定します。印字文字列とフィールドは、印字文字列の「番号」とフィールドの「ID#」で対応づけられます。
ファイリングの対象とする保管フォルダの帳票の条件を、リストナビの【(ファイリングする保管フォルダ名)の設定】ダイアログボックスで設定します。
【(ファイリングする保管フォルダ名)の設定】ダイアログボックスでは、以下の項目を設定します。
タブ名 | 設定項目 |
---|---|
ファイリングする帳票の条件 | |
セキュリティの情報 |
設定手順、および、【(ファイリングする保管フォルダ名)の設定】ダイアログボックスの詳細は、“操作手引書 運用管理者編”を参照してください。 |
リスト管理サーバの装置フォルダは、リストナビの【装置フォルダの作成】ダイアログボックスで作成します。
【装置フォルダの作成】ダイアログボックスでは、装置名やファイルシステム、接続情報などを設定します。
作成手順、および、【装置フォルダの作成】ダイアログボックスの詳細は、“操作手引書 運用管理者編”を参照してください。 |