ページの先頭行へ戻る
Interstage Service Integrator V9.6.1 Formatmanagerクライアント(FEDIT/FL-TABLE)ヘルプ
FUJITSU Software

第5章 ファイル抽出情報登録

[FEDIT/FL-TABLE メインメニュー]画面で以下の操作を行うと、[ファイル抽出情報登録]画面が表示されます。

図5.1 ファイル抽出情報登録画面

ここでは、ファイル抽出の設定を行います。

表5.1 ボタン説明

入力した抽出文字を、HEX対応文字列に変換します。

入力された情報を登録します。

[ファイル報登録]画面(印刷)を表示します。

編集中の抽出IDを変換定義DBから削除します。

表5.2 フィールド説明

フィールド名

入力/出力

必須

最大項目長

フィールド説明

抽出ID/名称

IN

半角
(英数字)32桁

登録する抽出情報のキーとなるIDを入力します。
“_”、“-”は入力可能です。

IN/OUT

半角1000桁(全角混在可)

抽出IDに対する名称を入力します。
“,”は入力不可です。

ファイル形式選択

IN/OUT

ファイル抽出を行う対象フォーマットの形式を指定します。

  • 一般フォーマット

  • 複数一般フォーマット

  • 伝票形式フォーマット

  • 行終端可変長フォーマット

  • 繰返し数指定可変長フォーマット

複数一般ID/名称

IN/OUT

半角
(英数字)32桁

ファイル形式が複数一般フォーマットの場合、登録済み複数一般IDの中から選択します。

OUT

上記複数一般IDに対する名称が表示されます。

伝票形式ID/名称

IN/OUT

半角
(英数字)32桁

ファイル形式が伝票形式フォーマットの場合、登録済み伝票形式IDの中から選択します。

OUT

上記伝票形式IDに対する名称が表示されます。

可変長ID/名称

IN/OUT

半角
(英数字)32桁

ファイル形式が行終端可変長フォーマット、または繰返し数指定可変長フォーマットの場合、それぞれの登録済み可変長IDの中から選択します。

OUT

上記可変長IDに対する名称が表示されます。

フラットID/名称

IN/OUT

半角
(英数字)32桁

ファイル形式が一般フォーマットの場合、登録済みフラットIDの中から選択します。
複数一般フォーマット、伝票形式フォーマット、行終端可変長フォーマット、および繰返し数指定可変長フォーマットの場合は、構成されている一般フォーマットの先頭フラットIDが表示されます。※ポイント1.参照。

OUT

上記一般フラットIDに対する名称が表示されます。

フィールド名

OUT

フラットIDに属するフィールド名が表示されます。

選択

IN

ファイル抽出において、抽出対象レコードかを判断するための項目である場合にチェックボックスをチェックします。このチェックボックスをチェックされた項目は、“開始位置”、“桁数”、“値”、“判断条件”を指定する必要があります。

項目桁数

IN/OUT

上記フィールドの桁数が表示されます。

属性

OUT

上記各フィールドの属性が表示されます。

開始位置

IN/OUT

数字5桁

フィールド内の条件設定適用開始位置を入力します。

桁数

IN/OUT

数字5桁

上記開始位置からの適用桁数を入力します。

IN/OUT

半角120桁(全角混在可)

選択フィールドにおける抽出条件を指定します。また、“@RUNTIME SPECIFICATION(=実行時指定)”を選択することもできます。この場合は、“運用情報登録”を行うときに条件を指定します。
“,”は入力不可です。

判断条件

IN/OUT

抽出条件において、相違を分ける判断基準を指定します。

  • = 条件と等しい

  • != 条件と等しくない

  • >= 条件以上

  • <= 条件以下

  • < 条件より小さい

  • > 条件より大きい

ポイント

1. ファイル形について
  • 伝票形式フォーマット、行終端可変長フォーマット、および繰返し数指定可変長フォーマットが選択された場合は、条件はそれぞれ先頭フラットIDにだけ設定できます。

  • 複数一般フォーマットが選択された場合は、条件は構成されているフラットIDのどれにでも選択可能です。

2. 判条件値
  • 固定値を設定する場合には、数値指定の場合はN属性イメージ(カンマなし、マイナス時は先頭に“-”、小数点も明記)で入力してください。@HEX( )での指定のときは、( )の中に16進数で入力してください(H属性イメージで入力)。

  • HEX入力支援操作を行った場合、[登録]ボタンをクリック時に文字列の確認をします。使用可能な文字は、“0”~“9”と“A”~“F”(小文字可)です。また、偶数桁であるかもチェックされます。

  • 何も入力しない場合には、エラーになります。

3. 抽条件について
  • 抽出条件は、繰返し項目でない項目にだけ設定できます。

  • 抽出条件が複数設定された場合は、すべての条件にマッチしたものを条件マッチファイルに、1つでも異なればアンマッチファイルに振り分けます。

4. 修時の制限
5. 複写について
  • すでに登録済みの抽出ID/名称入力欄を、別の抽出ID/名称に書き換えて[登録]ボタンをクリックすると、登録済み抽出IDの登録内容で複写することができます。処理が終了すると、ツリーに複写した新抽出IDが表示されます。

図5.2 ファイル抽出情報登録画面(表示例)

機能

登録状態を印刷する場合には、[印刷]ボタンをクリックします。Webブラウザなどの拡張子.htmlに関連付けられた他のアプリケーションが起動され、登録状態が表示されますので、起動されたアプリケーションの印刷機能を使用して印刷してください。

図5.3 ファイル抽出情報登録画面(印刷例)

ポイント

1. 印刷画面表示条件
  • 印刷画面の表示は、入力したファイル抽出情報を登録してから行ってください。

一覧表示

登録されているIDの一覧を表示するには、ツリーにて[ファイル抽出情報登録]を選択して右クリックし、[一覧表示]をクリックします。Webブラウザなどの拡張子.htmlに関連付けられた他のアプリケーションが起動され、登録されたIDの一覧が表示されますので、起動されたアプリケーションの印刷機能を使用して印刷してください。IDが登録されていない場合は、“ID情報が登録されていません。”とダイアログを出力します。

図5.4 ファイル抽出情報一覧画面