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FUJITSU Software

4.1.4 COBOL COPY句

[一般フォーマット登録]画面の[読込み/出力種別の選択]より[COBOL COPY句]をクリックすると、[COBOL COPY句]画面が表示されます。

図4.18 COBOL COPY句画面

ここでは、COBOL COPY句の設定を行います。

表4.11 ボタン説明

ファイルの参照ダイアログを表示します。

COBOL COPY句の入力、または出力を実行します。

処理を終了し、[一般フォーマット登録]画面に戻ります。

表4.12 フィールド説明

フィールド名

入力/出力

必須

最大項目長

フィールド説明

COPY句入力/出力

IN

COBOL COPY句ファイルを入力にして一般フォーマット登録に取り込む場合に、COPY句入力を選択します。

登録されている一般フォーマットからCOBOL COPY句をファイルに出力する場合に、COPY句出力を選択します。

フラットID/名称

IN/OUT

半角(英数字)
32桁

COPY句入力の場合は、生成する一般フォーマットのフラットIDを入力します。“_”、“-”は入力可能です。

COPY句出力の場合は、登録済み一般フォーマットのフラットIDを選択します。

IN/OUT

半角250桁
(全角混在可)

COPY句入力の場合は、生成する一般フォーマットのフラット名称を入力します。

COPY句出力の場合は、上記フラットIDに対するフラット名称が表示されます。
“,”は入力不可です。

行番号桁数

IN/OUT

数字1桁

入出力するCOBOL COPY句の行番号の桁数を指定します。初期値は6桁です。指定は0桁から9桁まで可能です。

コメント行扱い文字

IN/OUT

半角1桁

入出力するCOBOL COPY句のコメント扱いをする行を識別するための文字を指定します。
初期値は“*”です。

(入力時)01レベルを無視

IN

入力するCOBOL COPY句の01レベル、および77レベルを読み飛ばし、不要な集団項目ヘッダを作成しない場合に、「する」を指定します。

(出力時)フラット名称を01レベルのデータ名に設定

IN

出力するCOBOL COPY句の先頭レベル(01)にフラット名称を設定する場合に、「する」を指定します。

COBOL COPY句
ファイル名

IN

入力/出力ともに、COBOL COPY句のフォルダ/ファイル名を指定します。

ポイント

1. COBOL COPY句ファイル名
  • COBOL COPY句ファイル名は、[参照... ]ボタンから選択することもできます。

2. 入力について

(1)フィールドの各項目

  • 入力できる最大レコード長(各データ記述項の桁数の総数)は、9999999バイトです。(FEDIT/FLに入力後の値)

  • 入力できる1項目の最大桁数は、FEDIT/FLの属性ごとの制限にしたがいます。それぞれの最大桁数は“4.1.1 属性の種類一覧”を参照してください。

(2)COBOL COPY句のデータ名とFEDIT/FL-TABLEのフィールド名

  • COBOL COPY句のデータ名が、FEDIT/FL-TABLEのフィールド名に相当します。

  • 入力できるデータ項目数の最大は、99999項目です。

  • 入力できるデータ名の最大桁数(名称の長さ)は、255バイトです。

  • データ名に「FILLER」がある場合、フィールド名は「FILLER-xxx」(xxxは通番)になります。
    通番はFEDIT/FL-TABLEが自動的に採番します。

  • 入力できるレベル番号は01~49のどれか、または77です。77があった場合は、COPY句内の先頭レベル番号と同等として扱います。

(3)集団項目

  • COBOL COPY句内の「集団項目」は、FEDIT/FL-TABLEでは「集団項目ヘッダ」として扱います。フィールド名は、データ名がそのまま使用されます。

  • 読込みできる集団項目の数の最大は、3844個です。

  • 「グループ区分」もCOBOL COPY句入力時には自動で作成します。以下の順で作成します。

    • 00  01  02  03  04  05  06  07  08  09  0A  0B  ……0F    10  11  12  ………FF

  • 「グループ繰返数」はOCCURS句をもとに生成します。

(4)COPY句内の文字について

  • 英字はすべてにおいて、大文字で記述されている必要があります。(小文字はエラーになります。)

(5)一行最大桁数

  • COPY句の一行の最大桁数は128桁です。

3. 出力時の変換規則について

(1)フィールドの各項目

  • COBOL COPY句内の各行の先頭にある「行番号」は、画面の「行番号桁数」で指定した桁数分を作成します。

  • 指定した値が4~9行の場合は、1行100単位に増加(000100→000200→000300)、1~3行の場合は、1行1単位に増加(001→002→003)します。

  • コメント行は、画面の「コメント行扱い文字」で指定された文字を使用します。行番号桁数の+1行目に「コメント行扱い文字」を記述します。コメントは先頭に以下のものが作成されます。

    000100******************************************************************
    000200*
    000300* フラット名称(フラットID)
    000400*                                                99/99/99 99:99:99
    000500*                                      generated by FEDIT/FL-TABLE
    000600*
    000700******************************************************************
  • レベル番号は、01から始まり、2単位に増加(01→03→05…)します。MAXは49までです。01は画面の「(出力時)フラット名称を01のレベルのデータ名に設定」を「する」にした場合に出力します。

(2)FEDIT/FL-TABLEのフィールド名とCOBOL COPY句のデータ名

  • FEDIT/FL-TABLEのフィールド名が、COBOL COPY句のデータ名に相当します。

  • フィールド名に「FILLER-xxx」(xxxは通番)がある場合は、COPY句のデータ名は「FILLER」になります。

(3)集団項目

  • FEDIT/FL-TABLEの「集団項目ヘッダ」でCOBOL COPY句に「集団項目」を生成します。データ名には、集団項目ヘッダのフィールド名が使用されます。

  • OCCURS句は、「グループ繰返数」をもとに生成します。

4. 変換ルール
  • 詳細な変換ルールについては、“ISI 解説書”の“COBOL COPY句の入出力仕様”を参照してください。

5. COBOL COPY句のファイル
  • 入力時、COBOL COPY句ファイル内の文字コードは、シフトJISで記述されているものとします。

  • 出力時、COBOL COPY句ファイル内の文字コードは、シフトJISで記述されています。

図4.19 COBOL COPY句画面(登録例)

図4.20 COBOL COPY句入力後の一般フォーマット登録画面(登録例)