[一般フォーマット登録]画面の[読込み/出力種別の選択]より[COBOL COPY句]をクリックすると、[COBOL COPY句]画面が表示されます。
図4.18 COBOL COPY句画面
ここでは、COBOL COPY句の設定を行います。
ファイルの参照ダイアログを表示します。 | |
COBOL COPY句の入力、または出力を実行します。 | |
処理を終了し、[一般フォーマット登録]画面に戻ります。 |
フィールド名 | 入力/出力 | 必須 | 最大項目長 | フィールド説明 |
---|---|---|---|---|
COPY句入力/出力 | IN | ○ | ― | COBOL COPY句ファイルを入力にして一般フォーマット登録に取り込む場合に、COPY句入力を選択します。 登録されている一般フォーマットからCOBOL COPY句をファイルに出力する場合に、COPY句出力を選択します。 |
フラットID/名称 | IN/OUT | ○ | 半角(英数字) | COPY句入力の場合は、生成する一般フォーマットのフラットIDを入力します。“_”、“-”は入力可能です。 COPY句出力の場合は、登録済み一般フォーマットのフラットIDを選択します。 |
IN/OUT | ○ | 半角250桁 | COPY句入力の場合は、生成する一般フォーマットのフラット名称を入力します。 COPY句出力の場合は、上記フラットIDに対するフラット名称が表示されます。 | |
行番号桁数 | IN/OUT | ○ | 数字1桁 | 入出力するCOBOL COPY句の行番号の桁数を指定します。初期値は6桁です。指定は0桁から9桁まで可能です。 |
コメント行扱い文字 | IN/OUT | ○ | 半角1桁 | 入出力するCOBOL COPY句のコメント扱いをする行を識別するための文字を指定します。 |
(入力時)01レベルを無視 | IN | △ | ― | 入力するCOBOL COPY句の01レベル、および77レベルを読み飛ばし、不要な集団項目ヘッダを作成しない場合に、「する」を指定します。 |
(出力時)フラット名称を01レベルのデータ名に設定 | IN | △ | ― | 出力するCOBOL COPY句の先頭レベル(01)にフラット名称を設定する場合に、「する」を指定します。 |
COBOL COPY句 | IN | ○ | ― | 入力/出力ともに、COBOL COPY句のフォルダ/ファイル名を指定します。 |
ポイント
COBOL COPY句ファイル名は、[参照... ]ボタンから選択することもできます。
(1)フィールドの各項目
入力できる最大レコード長(各データ記述項の桁数の総数)は、9999999バイトです。(FEDIT/FLに入力後の値)
入力できる1項目の最大桁数は、FEDIT/FLの属性ごとの制限にしたがいます。それぞれの最大桁数は“4.1.1 属性の種類一覧”を参照してください。
(2)COBOL COPY句のデータ名とFEDIT/FL-TABLEのフィールド名
COBOL COPY句のデータ名が、FEDIT/FL-TABLEのフィールド名に相当します。
入力できるデータ項目数の最大は、99999項目です。
入力できるデータ名の最大桁数(名称の長さ)は、255バイトです。
データ名に「FILLER」がある場合、フィールド名は「FILLER-xxx」(xxxは通番)になります。
通番はFEDIT/FL-TABLEが自動的に採番します。
入力できるレベル番号は01~49のどれか、または77です。77があった場合は、COPY句内の先頭レベル番号と同等として扱います。
(3)集団項目
COBOL COPY句内の「集団項目」は、FEDIT/FL-TABLEでは「集団項目ヘッダ」として扱います。フィールド名は、データ名がそのまま使用されます。
読込みできる集団項目の数の最大は、3844個です。
「グループ区分」もCOBOL COPY句入力時には自動で作成します。以下の順で作成します。
00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 0A 0B ……0F 10 11 12 ………FF
「グループ繰返数」はOCCURS句をもとに生成します。
(4)COPY句内の文字について
英字はすべてにおいて、大文字で記述されている必要があります。(小文字はエラーになります。)
(5)一行最大桁数
COPY句の一行の最大桁数は128桁です。
(1)フィールドの各項目
COBOL COPY句内の各行の先頭にある「行番号」は、画面の「行番号桁数」で指定した桁数分を作成します。
指定した値が4~9行の場合は、1行100単位に増加(000100→000200→000300)、1~3行の場合は、1行1単位に増加(001→002→003)します。
コメント行は、画面の「コメント行扱い文字」で指定された文字を使用します。行番号桁数の+1行目に「コメント行扱い文字」を記述します。コメントは先頭に以下のものが作成されます。
000100****************************************************************** 000200* 000300* フラット名称(フラットID) 000400* 99/99/99 99:99:99 000500* generated by FEDIT/FL-TABLE 000600* 000700******************************************************************
レベル番号は、01から始まり、2単位に増加(01→03→05…)します。MAXは49までです。01は画面の「(出力時)フラット名称を01のレベルのデータ名に設定」を「する」にした場合に出力します。
(2)FEDIT/FL-TABLEのフィールド名とCOBOL COPY句のデータ名
FEDIT/FL-TABLEのフィールド名が、COBOL COPY句のデータ名に相当します。
フィールド名に「FILLER-xxx」(xxxは通番)がある場合は、COPY句のデータ名は「FILLER」になります。
(3)集団項目
FEDIT/FL-TABLEの「集団項目ヘッダ」でCOBOL COPY句に「集団項目」を生成します。データ名には、集団項目ヘッダのフィールド名が使用されます。
OCCURS句は、「グループ繰返数」をもとに生成します。
詳細な変換ルールについては、“ISI 解説書”の“COBOL COPY句の入出力仕様”を参照してください。
入力時、COBOL COPY句ファイル内の文字コードは、シフトJISで記述されているものとします。
出力時、COBOL COPY句ファイル内の文字コードは、シフトJISで記述されています。
図4.19 COBOL COPY句画面(登録例)
図4.20 COBOL COPY句入力後の一般フォーマット登録画面(登録例)