ファイル名
任意
使用用途
ハードウェア情報の登録、更新を実施するためのファイルです。
swcfmg_hardware(ハードウェア情報管理コマンド)のオプションに指定して、ハードウェア情報の登録、更新を行います。
格納場所
任意
ファイル形式
CSV形式
[#]<ipaddress>,<serial-number>,<hardware-type>,<vendor-classification-name>,<model-group-name>,<hardware-name>,<asset-number>,<description>,<snmp-community-name>,<hardware-user-id>,<hardware-password>,<os-ipaddress>,<hypervisor-type>,<hypervisor-user-id>,<hypervisor-password> …
パラメーター
以下を1つの定義とします。
[#]<ipaddress>,<serial-number>,<hardware-type>,<vendor-classification-name>,<model-group-name>,<hardware-name>,<asset-number>,<description>,<snmp-community-name>,<hardware-user-id>,<hardware-password>,<os-ipaddress>,<hypervisor-type>,<hypervisor-user-id>,<hypervisor-password>
カラム | 項目 | 意味 | 値 | 備考 |
---|---|---|---|---|
# | コメント行 | |||
1 | ipaddress | IPアドレス ハードウェアの管理IPアドレスを指定してください。 | 例)10.10.10.10 | 省略不可。変更不可。 シャーシの場合、マネジメントブレードの管理用IPアドレスを指定します。ブレードサーバ、ラックサーバの場合、iRMCのIPアドレスを指定します。 |
2 | serial-number | シリアルナンバー ハードウェアのシリアルナンバーを指定してください。 | 例)ABC1234567890 | 省略可。変更不可。 通常はシリアルナンバーを省略してください。登録実行時にハードウェアと通信し、シリアルナンバーを取得します。取得できなかった場合、指定したハードウェア情報の登録はエラーとなります。 ハードウェアと通信可能な状態にできない場合は、正しいシリアルナンバーを指定してください。シャーシの場合、マネジメントブレードのシリアルナンバーを指定します。 |
3 | hardware-type | ハードウェア種別 以下のいずれかを指定してください。
| 例)blade | 省略不可。変更不可。 |
4 | vendor-classification-name | ベンダー規定名 以下のいずれかを指定してください。 FUJITSU: 富士通製サーバ IBM: IBM社製サーバ HP: ヒューレット・パッカード社製サーバ | 例: FUJITSU | 省略可。変更可。省略した場合、FUJITSUが指定されたものとして扱います。省略して登録した場合、出力時にはFUJITSUが出力されます。 |
5 | model-group-name | 機種分類名 | - | 本バージョンでは、常に空欄にしてください。 |
6 | hardware-name | ハードウェア名 ハードウェアの管理上の名前を付けることができます。 | 例)運用管理サーバ#1 | 省略不可。変更可。 85文字以内の文字列で指定します (< > & " ' | , は指定不可)。 |
7 | asset-number | 資産番号 | 例) XX00001 | 省略可。変更可。ハードウェアの資産番号を指定します。 256文字以内の文字列で指定します |
8 | description | ハードウェアの説明 | 例)xxシステムの運用管理サーバ1号機です | 省略可。変更可。ハードウェアの説明を指定します。 256文字以内の文字列で指定します |
9 | snmp-community-name | シャーシのSNMPコミュニティー名を指定します。 | 例)public | シャーシの場合省略不可。変更可。 ブレードサーバ、ラックサーバの場合、指定した場合エラー。 マネジメントブレードのSNMPコミュニティー名を指定します。 半角英数字、アンダースコア、ハイフンで32文字以内の文字列で指定します。 |
10 | hardware-user-id | 物理サーバのiRMC接続に使用するユーザのユーザIDを指定します。 | 例)cfmg-user | ブレードサーバ、ラックサーバの場合、省略不可。 シャーシの場合、指定しても無視されます(エラーにはなりません)。 128文字以内の文字列で指定します。 Administrator権限またはOEM権限を持つユーザを指定してください。 |
11 | hardware-password | 物理サーバのiRMC接続に使用するユーザのパスワードを指定します。 | 例)systemwalker#1 | hardware-user-idを指定した場合、省略不可。変更可。出力時は‘****’になります。128文字以内の文字列で指定します。 登録、更新時、’****’は無視されます。 更新時、カラムを空にした場合、パスワードは更新されません。 |
12 | os-ipaddress | OSのIPアドレス | 例)10.10.10.10 | 省略可。変更不可。更新時(-updateオプション指定時)は、新規指定のみ可。 ブレードサーバまたはラックマウントサーバの場合に、OSまたはハイパーバイザのIPアドレスを指定します。IPアドレスは本製品の管理サーバと通信可能なIPアドレスを指定してください。 シャーシの場合は指定できません。 -updateオプション指定時、OSのIPアドレスが未登録の場合は、指定したIPアドレスを新規登録できます。登録済みの場合、エラーになります。登録済みのIPアドレスを変更したい場合は、いったんブレードサーバまたはラックマウントサーバの情報を削除し、再度新しいOSのIPアドレスを指定して登録してください。 |
13 | hypervisor-type | 仮想種別 | 例)VMware | 省略可。変更不可。 以下のいずれかの値を指定します。
仮想環境情報の収集対象となるのはVMwareのみです。VMware以外を指定した場合、仮想種別とIPアドレスの情報だけ管理されます。 |
14 | hypervisor-user-id | ハイパーバイザに接続するユーザのユーザID。 | 例)cfmg-user | 省略可。変更可。 ハイパーバイザに接続するユーザIDを指定します。 仮想種別がVMwareで、かつ、仮想環境情報収集対象にする場合は、かならず指定してください。 128文字以内の文字列で指定します |
15 | hypervisor-password | ハイパーバイザに接続するユーザのパスワード。 | 例)systemwalker#1 | hypervisor-user-idを指定した場合、省略不可。変更可。 128文字以内の文字列で指定します |
注意事項
なし
使用例
作成時
192.168.10.1,ST607A00001,chassis,FUJITSU,,BX900#1,S1275007,開発環境シャーシ,public,,,,,, 192.168.10.2,MA1700A00001,blade,FUJITSU,,BX924S4#1,S1275009,ブレード1号機,,cfmguser,passwd,192.168.11.10,,, 192.168.10.3,MA1700A00005,blade,FUJITSU,,BX924S4#1,S1275010,ブレード2号機,,cfmguser,passwd,192.168.11.11,VMware,cfmguser,passwd
更新時
#変更なし 192.168.10.1,ST607A00001,chassis,FUJITSU,,BX900#1,開発環境シャーシ,public,,,,,, #パスワード変更 192.168.10.2,MA1700A00001,blade,FUJITSU,,BX924S4#1,ブレード1号機,,cfmguser,new-password,192.168.11.10,,, #名前変更 192.168.10.3,MA1700A00005,blade,FUJITSU,,BX924S4#2,ブレード予備機,,cfmguser,,192.168.11.11,VMware,cfmguser,