機能説明
メディアライブラリのバックアップデータをリストアします。
記述形式
swcfmg_repository_restore -d “バックアップデータ格納先パス” [-to “メディアライブラリ移行先パス”] |
オプション
リストアするバックアップデータの格納先パスを指定します。
メディアライブラリのリストア先を指定します。ディスク容量の不足などにより、メディアライブラリを移行する際に使用します。移行前のデータは削除されます。
出力先パスには、配下にファイルまたはディレクトリが存在しないディレクトリを指定してください。存在しないディレクトリを指定した場合は、自動で作成されます。
本オプションを省略した場合は、メディアライブラリの移行は行われずにリストアが実行されます。
復帰値
復帰値 | 意味 |
|---|---|
0 | 正常終了しました。 |
10 | パラメーター異常です。 |
11 | 指定したディレクトリが存在しません。 |
12 | 指定したディレクトリにアクセスできません。 |
16 | 指定したディレクトリは空ではありません。 |
59 | メディアライブラリに対して他の処理が実行中です。 |
81 | 指定したディレクトリにバックアップファイルが存在しません。 |
82 | メディアライブラリの容量不足が発生しました。 |
100 | Systemwalker Software Configuration Managerが起動しています。 |
102 | コマンド実行権限がありません。 |
255 | システムエラーです。 |
コマンド格納場所
管理サーバ
【Windows】
[Systemwalker Software Configuration Manager インストールディレクトリ]\SWCFMGM\bin |
【Linux】
/opt/FJSVcfmgm/bin |
実行に必要な権限/実行環境
【Windows】
Administrator権限が必要です。ご利用OSがWindows Server 2008以降の場合は、管理者として実行してください。
管理サーバで実行可能です。
【Linux】
システム管理者(スーパーユーザー)のみが実行できます。
管理サーバで実行可能です。
注意事項
リストアを実行する際は、Systemwalker Software Configuration Manager の停止が必要です。
本コマンドは同時に実行する事はできません。コマンド実行中に他のコマンドを実行すると、排他エラーとなります。
使用例
メディアライブラリのリストアを行います。
【Windows】
swcfmg_repository_restore -d c:\backup |
【Linux】
swcfmg_repository_restore -d /tmp/backup |
