機能説明
指定ディレクトリにメディアライブラリのバックアップファイルを出力します。
記述形式
swcfmg_repository_backup -d “出力先パス” |
オプション
バックアップするデータを出力するパスを指定します。
出力先パスには存在するディレクトリを指定してください。すでに出力先パスにバックアップファイルが存在する場合、異常終了となります。
復帰値
復帰値 | 意味 |
---|---|
0 | 正常終了しました。 |
10 | パラメーター異常です。 |
11 | 指定されたディレクトリが存在しません。 |
12 | 指定したディレクトリにアクセスできません。 |
59 | メディアライブラリに対して他の処理が実行中です。 |
80 | 指定したディレクトリにすでにバックアップファイルが存在しています。 |
100 | Systemwalker Software Configuration Manager が起動しています。 |
102 | コマンド実行権限がありません。 |
200 | 指定された出力先で容量不足が発生しました。 |
255 | システムエラーです。 |
コマンド格納場所
管理サーバ
【Windows】
[Systemwalker Software Configuration Manager インストールディレクトリ]\SWCFMGM\bin |
【Linux】
/opt/FJSVcfmgm/bin |
実行に必要な権限/実行環境
【Windows】
Administrator権限が必要です。ご利用OSがWindows Server 2008以降の場合は、管理者として実行してください。
管理サーバで実行可能です。
【Linux】
システム管理者(スーパーユーザー)のみが実行できます。
管理サーバで実行可能です。
注意事項
指定ディレクトリにファイル、またはディレクトリが存在する場合は処理を中断します。
指定ディレクトリで容量不足や、バックアップ処理で異常が発生した場合は、指定ディレクトリ内のファイル、ディレクトリを削除して処理を終了します。
バックアップを実行する際は、Systemwalker Software Configuration Managerの停止が必要です。
本コマンドは同時に実行する事はできません。コマンド実行中に他のコマンドを実行すると、排他エラーとなります。
使用例
メディアライブラリのパックアップを行います。
【Windows】
swcfmg_repository_backup -d c:\backup |
【Linux】
swcfmg_repository_backup -d /tmp/backup |