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Systemwalker Software Configuration Manager リファレンスガイド
FUJITSU Software

1.2.12 swcfmg_register_repsv(接続先リポジトリサーバ登録コマンド)

機能説明

本コマンドを実行したサーバが接続するリポジトリサーバを登録します。

記述形式

【Windows】

swcfmg_register_repsv.bat wsus -to ”接続先IPアドレス” [-p ”接続先ポート”] [-f]

オプション

wsus -to ”接続先IPアドレス” -p ”接続先ポート”

Windowsのみ使用可能です。WSUSを使用する場合に指定してください。接続先WSUSサーバの情報(IPアドレス、ポート番号)を設定します。

コマンド実行時に本オプションを指定した場合は、システム再起動が必要です。

既に本コマンドを実行してWSUSエージェントの設定を行ったことのある環境では、本コマンド実行時に以下の問い合わせを行います。

Overwrite the setting of WUA (Y/N)?

Y(Yes)と回答した場合、WSUSエージェントの再設定を行います。Y以外を回答した場合は、WSUSエージェントの再設定は行いません。

本オプションを指定すると、以下の表に示した内容でレジストリ・キーを設定します。

パス

キー

説明

備考

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\windows\WindowsUpdate

WUServer

http://”接続先IPアドレス”[:”ポート番号”]/

WSUSサーバの HTTP URLを指定します。

“ポート番号”は-pオプションを指定した場合のみ

WUStatusServer

http://”接続先IPアドレス”[:”ポート番号”]/

業務サーバに関するレポート情報を送信するWSUSサーバの HTTP URLを指定します。

WUServerと同じ値を設定します。

“ポート番号”は-pオプションを指定した場合のみ

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\windows\WindowsUpdate\AU

AUOptions

3 :自動的にダウンロードとインストールの通知を行います。

自動更新の動作を設定します。

既に設定されている場合は変更しません。

また、問い合わせ(Overwrite the setting of WUA (Y/N)?)にYと回答された場合も、既に設定されていれば、変更しません。

UseWUServer

1 : WSUSサーバを使います。

WSUSによるパッチ管理を有効にします。

既に設定されている場合は変更しません。

また、問い合わせ(Overwrite the setting of WUA (Y/N)?)にYと回答された場合も、本キーが存在していれば、変更しません。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\WindowsUpdate

SusClientId (※)

再割り当て

WSUSにおけるWSUSクライアントを識別するためのキーです。

※ SusClientIdとは、WSUSにおけるWSUSクライアントを識別するためのキーであり、全WSUSクライアント間で一意ある必要があります。しかし、複数のWSUSクライアントでSusClientIdを共有する場合があるため、再割り当てを行い一意になるようにします。

-f

本オプションを指定すると、問い合わせを抑止し、強制的にWSUSエージェント設定を行います。

復帰値

復帰値

意味

0

正常終了しました。

1

異常終了しました。

2

ユーザーにより処理が中断されました。

「Overwrite the setting of WUA (Y/N)?」の問い合わせにY以外を指定した場合。

コマンド格納場所

管理サーバ

【Windows】

[Systemwalker Software Configuration Managerインストールディレクトリ]\SWCFMGM\tools

【Linux】

/opt/FJSVcfmgm/tools

実行に必要な権限/実行環境

【Windows】

注意事項

使用例

【Windows】